休日の本日。午前中家で過ごし、午後は恒例のハッシュ。

年に一度雨期に、カトマンズを流れる聖なるどぶ川「バグマティ」の支流を敢えて、何度も何度も歩いてジャブジャブ徒渡しなくてはならないという、罰ゲームのようなハッシュが設定される。今日のロケーション、コース設定者を考えるに、年に一度のお仕置きハッシュになることは、ネパール航空の国際線が遅れるくらい確かなものだった。

去年は運悪く川が増水していて、仲間が3人ほどもう少しで流されそうになった。これを助けようとしたひとりは、しっかり紐を締めていたはずのシューズが片方流されてしまうというオマケ付き。

昨日は、土砂降りだった。今日、少しでも雨が降っていたら、行くのは止そうと思っていた。ら....天気だった。足にも、身体にも、化膿しそうな傷もないし(バイ菌の宝庫と云える水に親しむからね)。

仕方ない。と、自転車漕いで集合場所に向かう。

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今年は、去年の轍を踏まずということか、ベテランのスコティッシュ二人がグループの前後をがっちりガードしてくれた。しかも、川は穏やかだった。でも。

何で10回も川を渡らなきゃならない訳!楽しかったけど。

途中、首にかけていた「相撲の決まり手四十八手」図版の手ぬぐいを見て、仲間のひとりが

「わ゛ーーっ、カーマスートラ。卑猥ぃぃぃぃ」

と叫ぶ。コイツ、結構有名な建築家。アホ!相撲じゃん。と云うと、日本にも行ったことあるのですぐ理解して。でも。エッチしてるように見える。と。

いろいろ、ストレスの堪るカトマンズ暮らしだけど。週に一度、こうして、ネパール人、在留外国人もろもろ集まって、バカを言い合うことで生きる活力が充電される。

川をジャブジャブ、田んぼのあぜ道を登ったり下ったり。靴も身体も泥だらけ。汗みどろ。

「じゃあまた、来週ねぇ〜。絶対来るんだよぉ〜」

と、いい歳こいた大人たちが。ガキんちょかい?

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またまた自転車漕いで家に帰ったら、くんくん嗅ぐのが大好きな(犬の本能だよね)愛犬ランちゃん。大興奮。私の身体にも自転車にも、今まで嗅いだことのない臭いがいっぱい付いていたようだ。

「おかーさん。いったいどこに行ってたの。こんなおかしな臭いや泥つけて。何してきたのよ。わんわんわん」

さあ。明日からまた、1週間頑張ろう。