本日午後、ネパール大統領府で行われた、プスパカマル・ダハール、プラチャンダ氏の首相就任宣誓式の様子である。

宣誓式

 

 

 

 

 

 

写真向かって右から、プラチャンダ首相、ネムバン議長、ヤダブ大統領、ジャー副大統領。

ファッション・チェック

首相のファッション・チェックをしても仕方ないのだが。だが。つっこみどころ満載。

おぢさんスーツ。帽子と云うより、被りものに見える国民帽トピー。中途半端に長いタイ。

着慣れないものは、似合わない。

民族衣装の大統領や議長の方が、ずっと格好良く見えるのは私だけだろうか?

人民服を「これがワシの正装だ!」と押し通した毛沢東は賢かったと云える。首相の身近に、もう少し、なんとか、服装のアドバイスが出来る人は.....いないんだろう。

北京五輪の閉会式にも行くと云うけれど、この格好で行くのかな?熟考を要す!

*-------*-------*-------*

さて、今日は首相ご本人だけでなく、首相のお父さん、配偶者、長男、嫁と、家族全員大変緊張していた様子であった。かつては10年間、反政府武装組織の頭目としてお尋ね者の、地下生活を支えてきた家族である。大きな喜びと共に、環境激変への不安は、家族だからこそ感じるのも当然だ。

就任式の後、首相執務室で、首相の椅子に座ったプラチャンダ氏は

「今の興奮は、言葉では表現出来ないものだ」

と、正直に語ってくれた。プラチャンダ氏は、自分の言葉で、感情を正直に話す、数少ないネパール政治家である。彼にマイクを向けるたび、その率直さに感銘を受ける。

首相の椅子に座ったプラチャンダ氏からは、いつもの、人を引きつけるむんむんとしたオーラが薄かった。人の「気」を飲み込むプラチャンダ氏も今日は、首相の椅子の魔力に飲まれていたようであった。

彼もまた、人の子であった。