先日の暖房についてであるが、カトマンズと日本両方の生活体験があり、両国の文化についても高い見識ある、某ネパール人Bhai(年下の男性)より、興味深いご指摘をいただいた。曰く、

「カトマンズでの生活では、冬も格段寒いとは思っていなかった」
「上に何枚か着込むだけで、暖かかった」 

うーむ。我が亭主にしても、我が家の状況を「それほど寒くない」と感じていた様子。だから、私が逆上したとき、大変驚いていた。

例えば「肩が凝る」って、日本人はよく感じるが、外国人、特に欧米の人は感じないそうだ。例え実際には 、バリバリに肩が凝っていたとしても。文化によって、感覚の感じ方が異なるという事なのだろうか?

日本人は、一般のネパール人よりずっとよく働くし、周りに気を遣いまくっている。この点、ネパール人は鷹揚だと思う。「ニホンジンッテ、コンナニ ハタライテ、ダイジョウブナノハ ナゼデスカ?」 と思うネパール人も多いだろう。往々にして、日本人が日本で働く場合、何とか頑張れてしまうことが多い。

しかし、しかし、日本人が、その日本のペースで外国、特にネパールのような国で仕事をしてしまうと.....

1.ネパール社会との融和に失敗し、孤立する。
2.無理がたたって、多くの場合病気になって倒れる。

日本は、仕事に没頭して頑張れる社会システムで回っているが、総ての国や文化が同じではない。ネパールのような、障害物競走のような社会で生きているネパール人には、日本人のような機敏さや繊細さはなくても、日本人には真似の出来ない「強さ」があるのだ!

毎日11時間電気来なくても、何とかやっているのがネパール。

別な側面を考えると、例えば日本人は仕事のために空腹を我慢するのに耐えられるが、ネパール人はそうでない。食べないと仕事できない。でも、ネパール人は宗教儀式が終わるまで何時間でも空腹を我慢できるが(ヒンズー教では、宗教儀礼前の飲み食いはしないことが多い)、我々には出来ない相談。

一般的に信仰心の薄い日本人にとっては、勤労に神が宿るのかも?

などと、落ち着いて、異文化の面から考えると、夫婦喧嘩もまた、興味深いものとなり得る。ならないこともあるが......