9月10日(金)の昼間、カトマンズの国際空港ではバンコクから来たタイ航空機が着陸態勢に入っていた。もちろん、カトマンズ国際空港管制塔の許可が出ていた。

この時同時に、どういう理由か分からないが、管制塔は国内線のイエティ・エア航空機に、離陸許可を出してしまっていた。

滑走路まで3ノーティカルマイル(5.5km強)まで近づいていたタイ航空機のパイロットが、目視で滑走路上のイエティ機体を発見。急上昇して、衝突が避けられた。報道によれば、機内で映し出されていた着陸のビデオ画像でも、乗客にイエティ機が見えたそうだ。

最悪、二つの航空機が滑走路上で衝突。多数の死傷者が出るのと同時に、ネパール唯一の国際空港が致命的なダメージを受け、最低でも数日間の閉鎖に追い込まれていただろう。

この事態が管制塔から空港当局に、すぐには報告されなかったそうだ。管制官も人間であるから、間違いは起こりえる。しかしこの種の間違いは、あってはいけない。起こったとすれば、すぐに報告。徹底的に真相究明をすべきだ。そういうことも出来ないなら、ネパール政府は観光振興を呼びかけても、全く意味がない。

飛行機事故については、自分や家族が搭乗している可能性がある。惨事が起こったあとは、無関係ではいられない業界の仕事もしている。そんなニュースは勘弁して欲しい!と、心から思う。

冗談じゃない!