エベレストで放電.....もとい、仕事をしている間に、ネパールの世間もいろいろと動いていた。

ネパールの新首相選出は、4ヶ月たってもまだ決まらず。

マオ派については、参加者6千人で7日間という、政党としての大規模な拡大会議を敢行したにもかかわらず、ダハール議長と、他のリーダーであるバタライ氏、バイディヤ氏のイデオロギー断絶の溝は埋まらなかった。

3派の妥協も、党としてどの論理を採択するという結論も出ず。マオ派が政党として、3つに割れていることを内外に再確認させるだけに終わった。これが普通の政党とは別な意味で厄介なのは、マオ派は、自党の武装組織(人民解放軍)を保持しているという現実がある。

自党内が混乱したままで、国軍との統合問題を他政党、政府、国連と交渉することには、マオ派としては大変な困難だ。

同時に、自党内のイデオロギー闘争がある限り、党内の3つ巴勢力各派とも、自前の武装組織を手放さないのではないだろうか?

そしてあと半年弱で、また、新憲法制定の期限がやってくる。制憲議会を1年延長したにもかかわらず、また出来ませんでした。が、来年も許されるのだろうか?


冬の間は小競り合い程度に済むとしても、来年の春から初夏にかけて、何も起こらず過ぎていくとも思えない。

起こるべき予想図の最大を考えると、かなり厄介だ。最少のレベルで、次回もウネウネと何とかなる可能性も高い。

ネパールという国で、来年の計画を立てたり考えるのは、毎回毎回、気がが重くなることばかりである。でもこういう国だからこそ、自分のような人間の活動意義があるのであって。

何とかするために、自分は生きている。

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ネパールの冬の風物詩。停電時間の延長です。日本大使館領事部のみなさま、いつも情報をありがとうございます。助かっています。 

2010.11.28からの計画停電実施表.pdf

ネパールで吟行するなら、停電は冬の季語ですね。