日本をはじめ、世界のヒマラヤニスト、ちべ者、ネパール者を震撼させた「ちうごくエベレストトンネル鉄道大作戦」報道につき、冷静に考えてみたい。先ずは位置関係。

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西蔵鉄道

ちうごくが云っている「ラサからネパール国境までの鉄道延長」は、まず間違いなくシガツェを経由して、報道が正しいとすれば、吉隆(ギーロン)というネパール国境に近いチベットの街までと云うこと。この場所はカトマンズ盆地から真北。古いチベット交易ルートである。

エベレスト(サカルマータ/珠穆朗瑪)のエリアにわざわざトンネル掘るとは、現在の道路の位置から考えるに現実的ではない。チベット高原の中で比較的土木工事が可能な地理を選んで道路が作られているはずであるから、鉄道に関してもこれから大きく乖離するとは思えない。毛沢東だってそんな無茶はしないよ!

エベレストじゃなくて、今でも比較的静かな山旅が出来る「ランタン・ヒマラヤ」地域が、鉄道建設でズタボロにされる心配をしよう。ヒマラヤはエベレストだけじゃないんだから、さ。