本当に久しぶりに、ネパールのイイ話題をお伝えします。是非ご覧ください。
海外在住のみなさまには後日、NHK国際放送の英語リポートでご覧いただけると思います。これにつきましては、追ってお知らせします。
ネパールの首都、カトマンズから発信しています。
最近、やっと雨が降り出したネパール。気温も上がり、雪融けも始まっている筈。水力発電の水量も徐々に増えているのであろう。
本日より、一週間の停電時間が96時間から84時間に短縮された。今朝のサガルマータFMニュースで聞いたのだが.....
新しい計画表が掲載されるはずの、ネパール電気公社のウエブサイトは「メンテナンス中」の表示。これが分からぬと、仕事や家事の予定が立たないじゃないか。うぬぅ〜、困った!と思っていたら、在ネパール日本大使館領事部より、素敵な一斉メイルが入ってきた。
大使館サイトに、最新の計画表をUPくださったとのこと。こちら(PDFファイル)
天の恵み雨と、領事部のみなさまに心から感謝したい。
ありがとうございました。
本日、ネパール時間の夜7時15分。ダハール=プラチャンダ首相自らが「国民に対する呼びかけ」を行う。
現在、もろもろ、八方ふさがり、四面楚歌な状況の中。国民に対する支援と支持を求める内容と思われる。いきなり「ドカン!」は.....やらないよね。出来ないし。
しかし国民としても、支援や支持できる政府であり与党・マオ派でないと苦しい。政権担当政党になっても、暴力を背景にした姿勢が消えないマオ派。これまでの政党同様、それ以上に縁故主義にしか見えない指導者たちでは。
ネパール人はつらいよ。
新聞紙上では、良識派知識人の中からも「バングラデシュ・モデルの軍事政権」の、ネパールにおける可能性が論じられてもいる。国軍もそう簡単には動かないが、動くとしたら、現政府の無策に対する国民の不満が、最大限のレッドゾーンに振れる時期を見極めるだろう。
しかしこれは、あまりにも危険な賭である。
2006年、当時の政府とマオ派の間で締結された、包括的和平協定(停戦合意)が、根本的に崩壊するからである。
そうなれば、我々在留邦人の治安問題に限らず、日本政府が国連に派遣している停戦モニタリング要員は「丸腰」で、マオ派と政府軍の最前線でのモニタリングを行っている。日本政府としても、先読みに全力を挙げているのではないだろうか。
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停電であるが、予定表より早く通電する日もあるようだ。
例えば今朝の我が家は、正午まで停電の筈。しかし朝9時から、電気が来た。昨夜深夜0時から早朝4時の間に、PCを使った業務や洗濯を済ませていたのにね。
まあ、文句は言うまい。
ありがとうございます。すごーく、感謝!です。
最新の計画停電スケジュールはこちら
日々のネパール情報 さん
ネパールの日々の動きを知るために、私も日々お世話になっているブログです。旅行者の皆さんには、信頼できる旅行情報を得る貴重なブログでもあります。
ブログ管理人さんが経営する、日ネ合弁の旅行・トレッキング会社 ヒマラヤン・アクティビティーズ さんも、私がおすすめするネパールの旅行会社のひとつです。
社長のRさんのご自宅ある村のあたり、私のランニングコースでもあり、いろいろご縁あります。(*^_^*)
「話せば、分かる」と云う主張は、無政府状況下では通じない。そんな事を強く感じる事件が起こった。
ネパールの主要出版社、ヒマールメディアが、マオ派支持者による襲撃を受けた。編集長クンダ・ディクシット氏をはじめとする、10名を超すメディア社員が負傷する事態となった。関連記事(英文)
たった今、ディクシット氏と電話で話をしたが、彼以上に、彼を庇おうとした社員が、血が出るほどの怪我をしているそうだ。
我々外国メディアは、国内メディアよりも当事者の利害関係(曰く、こういう報道はケシカラン!という、ネパール国内の風評)に遠いところにいる。それでも近年、取材の現場で緊張することがある。
かつては、外国人には危害を加えてはいけない!という、思いやりというか、配慮や保護を、激怒する抗議活動群衆の中からさえもらっていた私たち。しかし今、カトマンズ市民や政党活動家のイライラは、沸騰している。
ヒマールメディアの方々の痛みは、他人事でない。
報道というものは、時に、人の心を傷つける事がある。だから我々は、弱い立場の人たちを傷つけないよう、細心の注意を払わねばならない。それでも何かあったとき、我々の、人間としての資質が問われる。
一方、暴力に屈してはいけない。権力に屈してもいけない。
つーことで、既に報道されているとおり、バンコクの新国際空港が市民に占拠され、現在フライト全便決行中。
ワシらのネパール帰国便、明日の予定。
バンコク市内は、状況普通の様子。我々のいるスクムビットソイ5周辺も静かだ。市民生活への影響は、今のところ感じられない。
ホテルの延泊も視野に入れ、現在のホテルやその近くの、値段や空き情報はリサーチ済み。ジタバタしてもはじまらない。TG便であるから、空港が再開されれば、最悪でも数日以内の振り替え便に乗れるだろう。
前回、2年前にバンコク来たときも、国軍のクーデターに遭遇。今回も。何だか、そんな予感もしていたけれど。どっひゃ〜、ビンゴ!
苦笑するしかない。
ネパールの新聞報道では、11月中旬から1日10時間停電へ....と報道されていたが、今のところ、週31時間停電から時間延長は行われていない。
良かった。
とはいえ、朝晩の冷え込みが増してきた。煉瓦造りのため、室内は冷え込んで寒い。我が家はまだ、暖房をつけていない。日々フリースの帽子とダウンジャケットで、寒さをしのいでいる。あ゛ー、でも、寒い。ストーブをつけてしまおう。
毎年、暗くて寒い、停電と燃料不足のカトマンズの冬は気が重い。冬の短い、基本的に温暖なカトマンズであるから、寒さ暗さも3ヶ月間の我慢。
最近、久しぶりに会った友人から「病気か?糖尿病の食事制限か?」と云われるほど、痩せてしまった。マラソン準備の走り込みと、自転車通勤。食べても食べても、体重が少しずつ現象。亭主からは「どうしたの?その食欲」と云われるほど食べて、鉄やアミノ酸サプリを摂っているんだけどね。
特に寒い時期は、ちょいぷよ程度が健康的だ!と実感。見た目も、寒さ対策としても、病気に対する抵抗力も。
11/23のレースを乗り越えたら、1週間ほど身体を甘やかそう。でもって、12月1月更に走り込んで、2/14のポカラで、今シーズン総決算の勝負に出る訳なんだけど。
何やってるんだろ〜ね?自分。
昨夜のティハールに続きまして、今週末
11/9(日) NHK総合18:10〜 海外ネットワーク
番組最後の方で、ネパール最大の祭り「ダサイン」での、子供たちの様子をお伝え出来る予定です。
緊急ニュース発生等で、予定が変更になる可能性もあります。この点、ご了解ください。
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ここしばらく、「共和制の下で、祭りは変わるか?」「イエティ捜索隊」「ティハールの人間模様」「ダサインの子供たち」と、カトマンズ取材の発信が続いてきた。
今週末で、一息.....かな?
明日 11/6(木)NHK総合 夜9時からのニュース番組「ニュースウォッチ9」にて。ネパールのティハール大祭と、庶民の人間模様について、ニュースが放送予定です。
ニューデリー支局、小川カメラマンの映像リポートです。この画面の、カメラの後ろには、私や亭主も参加していました。
お伽噺のような、幻想のティハール。ネパールの人たちの、厳しさに負けない強さや美しさ。お伝えできたら、うれしいです。
どき、どき、どき......
なお、突発的ニュースのため、放送日時が変更になることもあります。
ナマステ!掲示板 が復活しました。日本側管理人・プヒさん、ありがとうございました。最近のログが飛んでしまいましたが、みなさま、ご容赦くださいませ。
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さて、ネパール在住邦人ブログ、共通お題・アソージ月は、「我が家のダサイン」である。
ご存じの通り、西暦の10月11月には、ネパール最大の祭りダサインと、2番目の祭りティハールが連続する。盆と正月が一度にやってくるわけだ。これらはヒンズー教の祭りであり、私のように、ヒンズー教に特段の親しみを持たない人間にとっては、あまり気持ちも盛り上がらない。
いや、ティハールはいいのよ。灯明を灯して、街がキレイになるし。兄弟姉妹が集まって儀礼をする日は楽しいし。
ダサインの方は、昔々、祭りの時しか肉を食べられなかった人たちが、年に一度、狂ったように、お腹をこわしても、「モウ、ケッコウデス」と感じても更に、肉肉肉を食べ続ける。しかもヒンズー教徒の場合、山羊(去勢した雄、または雄の子山羊)だ。私、この、山羊の肉というのが、好きではない。独特の臭いがあるし、胃にもたれるし。
しかし我が亭主は、山羊!肉なら山羊!!であり、ダサインの時期、肉を巡る文化摩擦が年々過激化しつつある。
今年は、早々に、手打ちが行われた。
亭主は山羊肉料理を作る。
私は、豚肉の塊を買ってきて、焼き豚を作る。
そういう、肉を巡る役割分担である。本来、亭主の文化(ヒンズー)では、豚肉は御法度なんだけど......食べりゃ旨いんだよね。へへっ。
それにしても、宗教の違う同士が結婚生活を維持していくのは、なかなか、大変だよ〜ん.......
ネパール邦人ブログは、日本人会商工部会へ!
電力源を水力に頼るネパールでは、秋から冬にかけて深刻な電力不足が発生する。この結果、一日数時間単位の計画停電を余儀なくされる訳だ。
水力が豊富な雨期である現在も、週に2回2時間ずつ=週に4時間の停電が続いてきた。しかし昨日水曜日から、週に16時間半に停電時間が延長されてしまった。
ネパール電力公社によると、3時間停電が週1回。2時間半が週3日。2時間が週3日。送電網地域に分けての時間差スケジュールは、多分、水曜日あたりの政府御用新聞に「だけ」発表されているのだろう。
クレカニ発電所の貯水量低下と、洪水被害によりインドからの買電施設が被害を受けたことが原因。
足りない電力は仕方ない。しかし、停電スケジュールを民間新聞に発表しない。電力公社HPにもまだ発表していない。いつもの「お役所」仕事には、怒り心頭である。
国民を馬鹿にしている。
詳細は、日本のTVニュース、新聞報道の通りであるが(五輪報道に押されて、扱い小さいかな??)、議会の三分の二を超える圧倒的多数で、マオ派プラチャンダ氏が首相に選出された。
これは、マオ派、及びプラチャンダ氏に絶対的に支持を寄せる勢力。加えて、マオ派やプラチャンダ氏に全面的に組みすることは出来ないが、現在の状況では、マオ派が中心になった政府を作るのが順当と判断した勢力の総数である。
プラチャンダ氏の、首相としての手腕が注目される。
今回、惨敗のコングレス党も、巻き返し工作を図るだろう。
権力争いのための政治でなく、国民の幸福を目指す政治が行われることを願う。
とにかく、いろいろ忙しく、今日のところはここまでで。
ネパールの初代大統領選出において、マオ派と統一共産党、決裂。統一共産党は、マオ派主導の新政府に入閣もしない模様。
これに代わって、マオ派とマデシ(インド国境に近い平野部を拠点とする)諸政党が連立。現在の年齢70台前半で、ネパールで最初に「共和制」を唱えた政治活動を指導した長老、ラムラジャ・プラサード・シン氏を統一候補とする。
各政党の議席数から票読みするに、301の過半数以上を確保する見込みである。
シン氏は、父親の代からの民主化闘士である。1985年、カトマンズ市内中心部での(死傷者を出した)連続爆弾テロの首謀者とも目されている。これについては、コングレスだって統一共産党だって、(シン氏の活動以前に)暴力的テロ行為をやっていた時期がある。
シン氏の顔写真は、ここ。
みなさまに、心よりお詫びして、記事の訂正を致します。
ネパールの財閥チョーダリー・グループがフランチャイズとなり、MacDonald's ハンバーガーチェーンがカトマンズに進出するという情報は、事実無根でした。本日、チョーダリー・グループ食品部門の責任者に確認が取れました。
当ブログの当該過去記事につきましては、いただきましたコメントも含め「非表示」記事とさせていただきます。
ごめんなさい。
制憲議会初日。ネパール時間午前11時開会の予定であったが、ここに来て、大統領・首相の「パワーシェアリング」の話し合いが紛糾し、ネパール時間夕方6時以降の開会に延期。
今日中には共和制を宣言するが、時間ぎりぎりまで各党、自分たちに有利な状況を獲得すべく、権力の分捕り合戦を、ギリギリまで続ける模様。
ネパール民放のTV速報によると、ネパール時間8:35現在。
マオ派91 コングレス29 統一共産党23 マデシ人権フォーラム14 TMDP(Tarai Madesh Democratic Party)4 ネパール労働者農民党2 その他3
と、引き続き、マオ派が過半数を超える議席を獲得。開票、現在も継続中の途中結果である。
情報ソースにより当選者数に若干の違いあり、数字は目安。
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ロウタハト1区で、無所属の候補者バワン・シン氏が当選した。このシン氏、ネパール国内の爆弾事件首謀者として指名手配されている、逃亡中の被疑者でもある。当選証書を受け取りに来る彼を逮捕すべく、警察も動いている。
シン氏の家族は報復を恐れ、家にもいられない状況とのこと。
うーむ。タライは、カトマンズと違う座標軸だ。
ネパール時間9:45現在、76の選挙区で当選者が確定した。これは240ある選挙区の三分の一弱である。この中で、ネパール共産党毛沢東主義派(マオ派)が42議席を占め、現状、過半数を大きく越える議席を獲得した。
すべての選挙区の開票が完了した後、今度は、335議席の比例区の開票が始まる。最終的に、26議席の非選挙枠(政府推薦議員)を含め、601議席の制憲議会が(早くて多分6月に)招集される。
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この時点で結果をどうこう云うのは早急であるが、いくつかの傾向が見えていることは確かである。
ひとつは、旧態依然とした政治家。権力を握ってきた特定の家系に、有権者が強烈なしっぺ返しをしたということ。
コングレス、統一共産党の有力政治家が、選挙区で落選を続けている。統一共産党ネパール書記長は、首都カトマンズで落選(複数立候補のロウタハト郡では、僅差の首位で開票中)。党首から辞任することを発表した。プラディプ・ネパール現文部相も、カトマンズ1区で落選。オリ前外相の開票結果も、パッとしない。
コングレス党でネパール政界に王朝を築いてきた、コイララ家の候補が軒並み落選した。悪評高い娘のスジャータ。影の薄い、甥のスシルやシェーカル。親戚のマヘシュ・アチャルヤ元蔵相も。コイララ首相は、比例区1位立候補で(個人的には)安泰であるが、このまま党が惨敗すれば求心力は急降下する。王朝の後継者を娘のスジャータに委譲しようとしていたフシがあるが、これまた頓挫。
コイララ家の中で数少ないクリーン・イメージの(言い換えれば、政治経験の短い)ドクター・ササンカ・コイララは、ナワルパラシ1区トップで開票が進んでいる。ササンカは、ネパールのカリスマ政治家・故BPコイララ(コイララ首相の兄)の末息子で、元は医師というインテリ。しかもハンサムで、父譲りのカリスマに化ける可能性がある。コイララ家唯一の、「希望の星」と云える。
有権者も、個人を見て投票していると云えよう。
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マオ派は、プラチャンダ総書記が早々に、首都圏からの当選を決めた。中央執行委員からの立候補者は、ほぼ全員当選しそうな勢いで、面目を保った。
このままの勢いなら、マオ派から首相が出る。主要閣僚も出る。新憲法制定も、マオ派主導となる。選挙結果を否定することも出来ず、武装勢力に戻ることも出来なくなる。
ネパール国民からの支持でもあり、平和を求める国民の声と思う。大きな支持は、もし、国民の立場に立った政治を実行できない場合、深刻な落胆に直結するだろう。マオ派には、政治勢力としてのマナーに立脚した行動が、今後強く求められると思う。
同様に、マオ派以外の既存政党は、リーダーの世代交代が急速に進むであろう。そうでないと、生き残ることは出来ない。
ところで、私の知る王党派活動家たちは、マオ派の急伸を喜んでいる節がある。何故なのか?裏があるのか?単なる負け惜しみなのか?
結果の全体像が見えるまで、先は長い。
ネパール在住のみなさまに、良くないお知らせです。
本日より、週3回1日7時間半。週3回8時間。という、週6日間の計画停電が始まります。停電時間の延長です(1月末までは、1日6時間の週6回)。
電気公社さんからも、日本大使館さんからも(前回は、一部日本食レストランなどに紙で配布されていたそうですが、何故ネットやメイル配布されないのか不思議)速やかな情報はもらえないと思いますので、今回も、国連さんにすり寄って情報をもらいます。それとも、米英大使館でしょうか。
同盟国があり、国連参加国であるって、有り難いですね。
でも、日本大使館さん、こんな不埒な私よりずっと早く、停電スケジュール情報を大公開してください。期待しています。私を成敗してください。
えっ、日本語じゃないの!とは、云わせませんゼ。
ネパール在住のみなさま。更に良くないお知らせです。
当方の情報ソースによれば、明日1/10より、1日6時間の計画停電が実施される模様。詳細については、現在確認中。
多分、朝/晩、両方の計画停電でしょうか。
雄牛の雲古!(と、英語にした悪態)
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追伸
今度の凶悪なる計画停電は、朝3時間、昼間3時間、夜3時間の時間帯を設定し、これらの中から2つの組み合わせで「1日6時間停電」を、週に6日。地区毎にずらして実施。週に1日は、停電フリーの日がある。
今後、ネパール電力公社のHPで、スケジュール発表される筈。
特に昼間の計画停電では、ワシ、仕事になりません。この時間帯は、走りますわ。ワシ、野口みずきになりまふ。ワシの業務関係のみなさま、許してくだされ。
許されないなら、電気を送って下さいね。ヽ(´ー`)ノ
ネパール在住の皆さまに、良くないお知らせです。
Radio Sagarmathaによると、本日から、週に15時間の計画停電が実施されるそうです。
昨日までは週に2回夕方3時間ずつ、6時間の停電でした。今回の時間増では、朝の停電もあるそうです。去年の同時期は、週に7時間の計画停電が実施されていました。
発電量の増える雨期(つーことは、5月6月まで)までの間、計画停電の時間は増える可能性あれど、減ることはないでしょうね。
悲しくなります。
まずはこのブログを、ご覧いただきたい→ ネパール通信。
ネパールの紙幣としては、はじめて国王の肖像を除外し、代わりにサガルマータ(エベレスト)と、ネパール国花のしゃくなげが描かれているが.....透かしにはギャネンドラ国王が鎮座ましているらしい。
残念ながら手元に、この500ルピー新札がない。どなたか、ご確認いただけないか?
それにしても、ネパール中央銀行のうっかりミスとは思えない。
今のところ、ネパール国内で、騒ぎになっていないのも不思議だ。
畏敬するネパール通信、チャリンコに乗った偉大なるサルサダンサー・N濱先生。Good Job!!!!!
ネパールって、本当に不思議な国だ。
インド、ネパールのお化け番組、勝ち抜きスター誕生、インディアン・アイドルの最終回がたった今、完了。
インドのダージリンに移住した、(ネパールの)タマン民族という出自の、プラシャント・タマンが、優勝した。勝利の直後ステージ上で、プラシャントの家族が彼に、ネパール人の象徴たるトピー帽をかぶせた。
インドにおける、ネパール系民族の勝利。
民族の誇りとして自然な行動なのだが、いやはや、ちょっと間違うと危険なことを、何気なくやっちった。プラシャンタくんはマイクを掴み、「ボクの出場を許可してくれただけでなく、最大限の応援をくださった(勤務先であるインド共和国)コルカタ警察に感謝します!」と、インド国籍の人間として、非常にバランスの取れた言動が続いた。
最終選考に残ったもうひとり。ベンガル人のアミット・パルとプラシャント。両方の家族が固く抱き合う姿は、ちょっと感動的でもあった。
パタン郊外、田舎の我が家周辺でも今、真夜中にもかかわらず、歓喜の声と爆竹の音。外に出て喜びを分かち合う人たちの声が飛び交っている。
明日は、勝利のラリーが出るな。今月末には、プラシャントのカトマンズ、ポカラ、祝賀コンサートも計画されている。ははは。強烈熱烈歓迎で、すごいことになるぞ。国賓待遇になるだろう。
将来への不安でうつむいているネパールにとって、実に、実に久しぶりの明るい話題である。
ネパールのテレビも、緊急特報として伝えている。
夜が明けたら、実質、祝日モードになるかもね。