東京製図講習会_08128月11,12日と東京製図講習会を開催しました.定員50名が満席.30名以上のキャンセル待ちも発生しました.11日は,平成11年〜去年度までの過去問題の概要,トラップ種類や引っ掛けどころ等の課題文のしくみとカラクリを解説.12日には,今年度の課題テーマである子育て支援施設のプログラムや実例を紹介.また,今年度,ウラ指導が特に力を注いでいる「採点者の視点を身につけ講座」をご説明しました.実際の受験生プランを題材に本試験ではどのように採点されているのか?そのの採点手順や,合格図面と不合格図面との判別の仕方についてご説明しました.

なにゆえ,そこまで「採点者としての視点」に力を注入しているのかというと,ほとんどの受験生がわざわざ自分自身で課題文を難しく考えてしまっているためです.わざわざハードルをあげて難易度を高くしてしまっている.というのも,細部にこだわり過ぎたり,勝手にイメージを膨らませたり,固定化してしまっているからです.ここはこうでなきゃならない,こうあるべきだ!といった具合に.ぶっちゃけ,採点者は細部までチェックしている余裕はございません.ザックリ大枠が成立しているかどうかをチェックして,それで十分に合格図面,不合格図面の振り分けが可能なんです.それを皆さんの前で受験生図面を例にとって実演してみせました.尚,ウラ指導受講生の皆さんは,コミュニティフォーラム内で各課題ごとに上記の採点(添削)講座を行っております.すでに第1課題については,採点講座を行っておりますので,目を通しておいて下さい.必ず勝たせてみせますので.