2008年09月12日

合格図面を作成する上での心構え

以前,メルマガでもお伝えしましたが,今回は,本試験で合格図面を作成するための心構えについてお話します.

まず,次のことを肝にめいじてください.

受験生の皆さんが製図試験にて作成した解答例のまま,いきなり工事が始まるわけではありません.

これから「ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設」という建築プロジェクトを実行しようかどうか検討中のお客様(法人様)がいて,そのための最初の打合せ資料としてのタタキ台プランに過ぎません.皆さんが,本試験で作成するプランは,そのタタキ台プランに過ぎないのです.(急な要望であったため,2時間程度しかプランニング検討時間がもらえなかったと考えましょう.作図を含めても5時間半です.)
そんなタタキ台プランを多少,建築に詳しいお客様(法人様の建築担当者/設計事務所上がりが多い)へお見せして,「何これー!おたく,何考えてんの?」と言われ,つき返されないようなプラン
(=恥をかかない程度のプラン)であれば合格図面なんです.

それくらいの感覚で取り組んでください.ぶっちゃけ,その感覚が合否を分けているといっても過言ではありません.これは,きっちり勉強を重ねてきた優秀な
受験生がなかなか本試験で合格できない最大の理由でもあります.



まだ,上記の感覚をつかめてない受講生の方が多いので,もう少し,ツッコンだ話をしましょう.上記のタタキ台プランを一生懸命作成した所で,プロジェクトが進んでいけば,プランの中身は大きく変っていきます.180度方向性変ることもしばしば.だから,このタタキ台プランを作成する際には,細かいことは気にしない.どうせ,後で大きな修正がるのだからその時に片付ければいいやってと割り切って考える.タタキ台プランの作成であるにもかかわらず,どうでもよい細かい部分を気にしてしまうから,無駄な時間がかかってしまうのです.この話は肝にめいじておいてください.

 



ura410 at 16:05│ 製図試験 | 建物見学