2009年01月14日

h20年度東京地区ユープラ検証会 開催報告

up先週末に,東京地区ユープラ検証会を開催しました.会場の椅子(45名分)に限りがあるため,先着受付としましたが,満席となった後も,30名以上の「キャンセル待ち」の申込みがありました.

それだけの参加者が集まる理由は,その年の合格図面・不合格図面の検証をしておかねば,角番となり,心機一転して猛勉強してみた所で,「合格をつかみ損ねてしまう=角番落ちしてしまう」可能性が高いという事実が浸透してきたためでしょう.

また,今年は,これまでに例のない現象も見られました.それは...


参加者の中に合格者が多かったことです.「どうして合格したのに,参加されたのですか?」と聞くと,「自分の図面で合格できたことが信じられない.合格したのは嬉しいが,なんとなく気持ち悪く感じていたから...」といった回答が返ってきました.

また,「昨年の製図本試験は受験していないが,今後のために戦況を知っておきたい!ヽ(≧д≦)ノ」という方達も例年以上に多く参加されてました.

個人的によかったのは,合格者の方に作成したプランを見ながら,「試験本番でどういった判断をもとにプランニングを進めていったのか?」について,直接発表して頂いたことです.この発表は,私自身にとっても非常に参考になりました.

合格者達の発表の中で,合格者達に共通して言えることがありました.

それは,必ず「どこかを犠牲にしている」ということ.

時間内にエスキスをまとめられそうになかったら,いずれかの条件を犠牲系に回さねばならない.

ここに,プランニングの「判断力」が要求されます.

その際,行き当たりばったりに犠牲系として扱う箇所を決めてしまうのではなく,「犠牲系にする理由を多角的に検討した上で犠牲系として扱う部分を決める」ことが大切です.

昨年の本試験は,まさにその「判断力」が試された試験であったというのが総評となりました.無論,無我夢中で自分でも気づかないうちに犠牲系として扱ってしまった部分が,たまたま運よく減点の少ない条件違反であったために,合格図面とみなされたプランもありました(そこに衝撃的な新事実もありました).

そうはいっても,1年かけて勉強してきた結果を「運まかせ」にしたくはないですよね?

そのためにも,課題文を解くこと練習を繰り返すのではなく,「判断力」を磨く練習をして下さい.
せっかくの機会なので,試験本番での「判断力」の具体例をご説明しておきましょう.

その2へつづく



ura410 at 00:36│この記事をクリップ!講習会 | ユープラ_課題検証