2009年02月24日

建築士会 東海北陸ブロック 静岡大会へ参加

左官先週末,(社)建築士会の東海北陸ブロック(静岡,愛知,三重,岐阜,富山,石川,福井の7県にて構成)の青年大会(静岡県掛川市にて開催)に招かれ,出席してきました.先週は,私自身のスケジュールが非常にタイトだったので,参加するかどうか最後まで悩みましたが,体験学習型イベント(左官,瓦,大工)があることを開催案内の中で見つけたので,参加することにしました.

その体験学習イベントの1つが,4種類の塗り壁材(漆喰,珪藻土,,糊さし(のりさし)仕上げ,並大津(なみおおつ)仕上げ)をプラスターボードに実際に塗りつけていくものです.各塗り壁材の特徴等の説明を受けながら,鏝(こて)の持ち方,使い方,そして,均一に塗ることの難しさを体験.やはり,珪藻土が一番扱いやすかったです.上記,4種類の塗り壁材の特徴については,こちらをご覧下さい

静岡県建築士会の会員であるハマニ株式会社の河合さん(静岡県左官業組合にも所属)から左官のイロハを丁寧に教わりました.とりわけ印象深かった話は,調合成分に樹脂が混入されている
塗り壁材は塗りやすくはなるが,後でポロポロとこぼれてきてしまうという話です.昔の塗り壁材がボロボロとこぼれてくる風景を見たことがあると思いますが,その原因も材料に含まれている「樹脂」の経年劣化によるものだそうです.



光る泥団子左官体験コーナーでは,写真のような光る泥団子も作成しました.光る泥団子については,こちらをご覧下さい.この光る泥団子ですが,もともとは,ただの泥団子です.それに着色された石灰クリームを塗って,小瓶の飲み口部分でコシコシと磨き続けると,ある時点から突然,光沢を帯び始めます.それまでは,本当に写真のように輝き出すのか信じられませんでした.それが,ある時点を境に突然,輝きだす.その不思議な感覚に,大げさですが建築の原点というか,ものづくりの原点を垣間見たような気がしました.初めて使用する仕上げ材の表情を現場に見に行って,それが成功した時の興奮に似ています.「おおーっ,こんな感じになるのか!」みたいな.

是非,こういったモノづくりというのは,自分の想像を超える何かを引き起こせるという体験を多くの子供達にも与えていきたいと思う.今回は,瓦屋さん,左官屋さん,大工さん等の各業者組合にご協力頂いたイベントですが(各業者組合もこういってイベントの開催を望んでいます),基礎屋さんや,断熱材,サッシメーカーなど,建築にまつわる様々な部位の体験学習イベントを開催することが今の私の目標です(それを実現できたら,もう何もいらないや).

尚,別途,大会の参加報告書を作成してあります.こちら



ura410 at 17:27│ │イベント | 建築士制度_法改正