本年も東京都庁建築系職員向けの一級建築士受験対策講習会(東京都都市整備局主催)の講師を依頼され,先日,第2庁舎の局議室で開催してまいりました.直前まで準備に追われ,半泣き状態でしたが,行政と建築士と消費者(一般市民)の3者が連携した建築システムの構築と社会制度づくりの1役を担えれば幸いです.
今,地方行政職員では,建築離れが加速しております.また,職人さんの高齢化も著しい.10年後,20年後,この業界は,どのような未来を迎えるのでしょうか?
でもね,建築っちゅうもんは,世の中の動きと連動して,常にその様相を変え続けます.斜陽産業とも言われていますが,だからといって建築士へのニーズがなくなる訳ではありません.それに,あと20年,いや,10年,辛抱すれば,団塊の世代をはじめとする世代層が引退していきますので,ゴッソリと建築士の数も減ります.
「でも,少子化や,景気低迷に伴い需要も減るのでは?」
という声が聞こえてきそうですが,多少は減りますが,それほど,大きな減少はないでしょう.ただし,従来の建築生産システムとは,別の形の需要が増えてくるような気がします.
いずれにしろ,後10年,辛抱してものづくりの本質を学び続ければ,必ず,日の目を見るときがきます.それまでは,強い信念と,粘り強い忍耐力と,前向きな実行力勝負です.頑張りましょう!