P1010109東京地区 法規講習会を開催しました.告知日から1日で満席.私達,ウラ指導スタッフも気合が入ります.
 
二日目には,私の方から一連の法改正の流れについて解説させて頂きました.その中で,今年の本試験はもちろん,今後の業界の動向として,設計+工事監理という我々,建築士が業務独占を認められている行為(通称/業)がより一層注目されることになるとご説明させて頂きました.工事監理については,こちらの記事をご覧下さい.
 

今,我が国の建築士制度の是非について関係各所で様々な議論が交わされています.「制度疲労しているではないか?」,「いやいや世界に誇れる素晴らしい制度だ!」といった具合にです.そんな中,一重に建築士といっても,設計+工事監理,いわゆる業を生業(なりわい)としている建築士は,建築士全体の3割ぐらいだと言われています.それ以外の建築士は,その他の業務(調査や,街づくり,研究,教育,現場監督,メーカーの営業等)を生業としている.であれば,一層,業を生業としている設計者を建築士の中から切り分けて別格扱いにすべきだ.「統括一級建築士として定義づけたらどうか?」という意見も上がっております.ただ,業を生業としている設計者だって,その他の業務を専門としている建築士に支えられながら,設計や工事監理業務を行っている,いや,行えていると個人的には思わざるを得ません.

実際,この国の建築業界を牽引しているのは,スーパーゼネコンの技術力です.また,欧米のように「建築物に対する責任」を設計者がとれていれば,建築家,いわゆるアーキテクトという職能が存在してもよい.しかしながら,この国においては,建築物の責任をとるのは,ゼネコンをはじめとする施工者です.私も所属している建築学会では,建築雑誌という会報誌を発行していますが,その4月号に「設計者は誰か」という特集が組まれています.非常に面白い内容で上記の話についても言及されています.機会があれば,分かりやすくまとめた上で,このブログ上に記事として掲載させて頂きますね.とりあえず,「工事監理ってなんぞや?」についてきちんと,解説できるようになっておきましょう.上記のページを見ておけばオッケイです.