私の事務所で担当した木造住宅の耐震性を解説するための模型「ぶるる」.ぶっちゃけ,この日がくるまで,私は,この「ぶるる」なるものを小馬鹿にしていましたが,実際,作ってみると,非常によくできている!
上の動画のように,様々な耐震モデルの模型を一度に揺らすことで,筋交い(すじかい)の有効性の違いを視覚的に実感できます.
ちなみに,この模型は,子供でも簡単に組み立てられる.
また,実際に触れてみれば,筋交いが引っ張りのみ有効であることも実感できる.さらに,剛性の高い建物は,周波数の短い地震(振動)に弱く,木造などの柔構造の建物は,周波数の長いゆったりした地震に弱いことも説明しやすかった.一般の方へ共振についての話の説明もしました.
一緒に,このブース担当した野口建築士と仲良く運営しました.
写真は,古寺建築士+福本建築士による木質材料の種類別展示と,塗装体験のブース.
気に入った木材を使って,カードスタンドを組み立てることもできます.
パネル展示だけだと,正直,主催者側の我々も飽きてしまう.その点,今回の体験型イベントは,あっという間に時間が過ぎました.来場者と一緒に楽しめる今回のようなイベントを一人でも多くの建築士の皆さんと共同開催していきたいです.この日だけは仕事のことを忘れ,建築の面白さを思いっきり社会発信したい.是非,一緒に開催しましょう!