P10406847月15日(金)に,なかのゼロにて,「地域防災シンポジウム〜地域に信頼される建築士〜」の開催をプロデュース.
 
主催する内閣府認証 特定非営利活動法人 安心安全のまちづくり機構は,阪神淡路大震災で被災した建築士達で構成され,被災体験を活かし,兵庫県を中心に,県行政と連携しながら家具転倒防止の普及啓蒙活動を行ってきたNPO.この活動を首都圏でも広めていきたいという協力依頼をこちらのNPOより受けた時は,活動が地味なため,「正直,東京で広めていくのは,難しいだろう.」と考えていましたが,その直後に東日本大震災が発生.建物自体の倒壊よりも,家具転倒による被害が大きいという事実が判明.建築士として,家具転倒防止の重要性を強く認識させられました.

これまで,我々,建築関係者は,建物倒壊防止のための耐震化に躍起になっていたが,実際は,家具転倒による負傷,死傷の方が怖いという事実が明らかになった.できれば設計段階から,転倒防止対策を盛り込んでおいたり,また,同じマンションの住民同士で協力して,家具転倒防止対策の整備を行っていくことが望ましい.
 
現在,東京は,首都圏直下型地震がいつ発生してもおかなしくない状況にあるので,急遽,本シンポジウムの開催を決断.私の事務所と自宅が中野区にあることもあり,中野区でキックオフ開催することにした. 難航した会場の確保については,東京都都議会議員の西沢けいた議員(中野区在住)に,当日の設営や撤収などは,(社)東京建築士会青年委員会の皆さんにご協力頂きました.ありがとうございました.
 

当日は,東京消防庁の水村さんや,中野区耐震化推進協議会の齋藤会長,中野区役所豊川都市整備部の豊川副参事にパネラーとしてご参加頂き,また,神戸大学の大西准教授も兵庫県からお越し頂きました.さらに,長野県建築士会の中田青年委員長や,千葉県建築士会の青山青年委員長,神奈川県建築士会の金子青年委員長(今期,関東甲信越ブロック青年協議会会長)も駆けつけてくれました.また,不二ラテックスさんや,北川工業さんといった家具転倒防止器具の製造メーカーの皆さん達も多数ご参加頂きました.
 

市民と建築士と行政とが連携した地域づくり,まちづくりの実践」は,私の信条ですが,そのための第一歩を踏み出しました.