前回からの続きです.これがシュロの葉でつくる「バッタ」です.かなりリアルです.また,実際につくってみることで,仕上がりが美しいバッタと,そうでないバッタの区別がつけられるようになります.触角のしなやかさや,全体のバランス,表情,さらに慣れてくるとオリジナルのデザインを盛り込みたくなっていきます.
これって,建築の感覚とよく似ています.こういったモノづくりの楽しさを伝えていきたいと思いました.

シュロの葉1枚で,1つのバッタを作成できます(つくり方は,
コチラ).使用する道具は,はさみだけ.写真は,坂本さんにつくり方のレクチャーを受けている様子.皆,真剣です.最初にこのバッタづくりを考えた方は,天才だと思います.住育活動の一環として,モノづくりの楽しさをこども達へ伝えていく上でも,このバッタづくりは,とても有効だと感じました.身近な素材を自らの工夫で加工して,別の形に変えていく.ものづくりの原点です.