朝一の飛行機に飛び乗って,十勝空港へ.飛行機から降りると,寒い.肌身をツンザク寒さです.そのまま,帯広_家づくり展の会場へ直行しました.会場は,盛況でこのに7〜8組の来場者があり,建築家の皆さんと手分けして,丁寧に家づくりについて解説.この日は,十勝毎日新聞の取材もあり,千葉工務店の千葉さんと一緒に,家づくり展イベントの目的である設計施工分離の重要性などについてお話しました.この日は,先の帯広_家づくり展をきっかけに,ご紹介頂いた建て主様も見学に来られ,具体的な設計条件についての打合せも行いました.
※過去の家づくり展の様子は,コチラ.
※全国各地で一緒に開催して頂ける設計事務所,施工会社を募集中です.開催ノウハウを共有していきましょう.札幌,東京,名古屋,大阪,広島,博多での全国一斉開催が私の夢です.
画像は,家づくり展で用意した切り紙建築.参加者と一緒にモノづくりで遊ぶためにご用意しました.
夜は,建築家の岸健太さんのセミナー「建築夜話」に参加.noiseというバーで開催.開催直前まで岸さんや千葉工務店の千葉さんや,地元の専門工事会社の皆さん達(材木屋の伊賀さんや,建具屋の池田さん,外構工事の大口さん)と食事をしていて,家づくり展を海外で開催してみたいという話で盛り上がっていました.家づくり展ではなくとも,いつか,海外に建築知識や技能を輸出してみたい.この考えは,アリババの香山社長の話を聞いたときから,私の中でヒシヒシと膨らみはじめました.
世の中は,需要と供給で成り立っている.地球にあるお金の絶対量は変わらない.人が増えればそこに需要(ニーズ)が生まれ,その時,お金が動く.お金の動きが活発になればなるほど,さらに多くのお金が外部から集まってくる(景気がよくなる).この状況が過剰になり過ぎるとインフレ(=お金の価値が下がる)という悲惨な自体に陥る.
日本は,これから少子高齢化により人口が減る.当然,ニーズも減っていく.だったら,これからのニーズが見込めるアジアに飛び出せばいい.その動きを大企業ではなく,地場の中小企業である私たちが実践していくことに,日本の未来がある.今回の岸さんの話は,まさに,その延長線上にある話でした.今回,岸さんが紹介してくれた国は,インドネシア.インドネシアにおけるコミュニティーや暮らしの実態を面白おかしく説明して頂けました.岸さんは,話が上手でみんな夢中で聞いてました.来年は,岸さんを講師に迎えて,海外の街づくり事情セミナーを開催したいです.