bnr_event_0115LEC様主催の合格図面検証会が開催され,ウラ指導が講師を務めました.今年の本試験課題のポイントや,特徴,ウラ指導作成の模範解答例の説明,センターが公開している標準解答例についての考察の他,ユープラに集まった合格図面のうち7案をご紹介.今回は,合格者を招けなかったことを残念に感じていましたが,rotaroさんがわざわざ石川県から参加してくれました(当日,知りました).rotaroさんは,ウラ指導と資格学校の併用で受験対策を行いました.そのメリットや,当日の時間配分,合否を分けた判断ポイントなどを急遽,お話いただくことに.やはり,合格者が自分の合格図面をもとに語る内容には,様々な発見と気づきがあります.ちなみに,今回,検証に利用させて頂いた合格図面のうち,1番,17番(資格学校併用),21番,32番,34番(資格学校併用),42番,52番(資格学校併用)は,ウラ指導生です.
ウラ指導主催のユープラ検証会には,合格図面の作成者である合格者の方からナマの話をお聞かせ頂きます.
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まだ,集計が完了しておりませんが,今年のウラ指導合格率は,5割を超えそうです.白熱する一級建築士受験戦争において,指導する側には,守る指導と攻める指導の2種類があります.守る指導というのは,とにかく安全側に無難な知識や受験対策を指導するタイプ.これだと,知識過剰となり,消化不良のまま本試験に挑(いど)まねばならなくなる.攻める指導とは,最小限の知識と対応力だけを指導するタイプ.本番では,最高なプランを作成する必要はない.合格図面さえ完成できればよい.そのために,毎年,合格図面検証会を開催し,ギリギリ合格図面となりえるラインを受験生の皆さんに示し続けております.ウラ指導は,まさに,攻める指導です.その方針でこれまで負けたことは,これまで一度もありません.今年の本試験合否結果を見ても,試験元は,教える側が考えているほど,法規,構造,設備の知識をこの試験に求めていないことがはっきりしました.
合格図面検証会後は,来年からスタートする直接塾(コチラ)の塾生候補者3名と面接.直接塾では,塾生に一人で課題を解かせずに,塾生全体で課題を解き,エスキースの際の思考プロセスを共有させるという指導を行います.詳しくは,コチラ.塾生の思考プロセスは,ウラ指導の前半戦受講生全体へ公開していきますので,受講生ひとり一人のエスキース力を一気に底上げします.エスキースにおいて,考えてる手順や,優先順位のつけ方,各段階ごとの判断ポイントとその理由などを受講生全体で議論していきます.

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※この検証会の最後に,LECの大井さんの挨拶と,LEC講座の紹介があり,その中で,「LECが外部組織と提携するのは,前例がなく,ウラ指導さんが始めてです.」というありがたい言葉を頂きました.嬉しかったです.