弊社主催の賃貸マンション建築のノウハウ公開セミナー(コチラ)を開催.当日の様子は,業界新聞に掲載されたり(コチラ),日経アーキテクチャーで掲載されました(コチラ).
本セミナーでのポイントは下記の通り.
1.融資をお願いする融資機関の選定や,有利な融資状況にするための交渉,収支シミュレーションの作成などを担当するファイナンシャル
2.収支シミュレーションに基づき,想定利回りをクリアーするためのプランニングや,工事内容及び建築コスト管理をとりまとめる設計事務所
3.建築コストの算出を実践し,工事中の各種トラブルなどに適切に対応できる施工会社
4.建物完成後にサブリースや管理をお願いする管理会社
上記の4つの役割分担について,初期段階から足並みを揃えながらプロジェクトに取り組める体制をつくることが,賃貸マンション建築の成功の秘訣です.本プロジェクトでは,弊社がリーダーとなって,最初から最後までオーナー様をサポートしてきました.
賃貸マンションは,その土地によって家賃設定の限度額を想定できます.その設定が適正であれば,銀行などの金融機関から融資を受けられ,さらに,管理会社にサブリースをお願いできます.
※サブリースとは,そのマンションに空室があったとしても,総家賃収入の90%を毎月保証して貰えるシステムです.その他,管理業務(家賃徴収から,滞納トラブルの解決,建物の維持管理など)も任せます.ただし,このシステムを悪用している有名企業が存在するのも事実.おいしいサブリース条件に食いついてしまうと取り返しのつかないことになります.管理会社選びで悩んだ際は,気軽に弊社にご相談下さい.紹介料などは不要です.構造設計事務所や,設備設計事務所との協力ネットワークもありますので,
話を戻して,適切,かつ,落ちのない計画をそのまま実践すれば,利益を生み出せます.また,建築工事費にかけられるコストの限度額も想定できますので,施工会社を特命とし,設計の初期段階から設計と施工が密な打合せを重ねていった方が入札する場合よりもコストダウンを図れます.
本プロジェクトは,株式会社大雄さんを施工会社として特命でお願いしました.東日本大震災で型枠費用が高騰するなど,様々な苦難を一緒に乗り越えてきました.振り返れば,最初から最後まで,奥野社長自ら目をかけて頂きました.奥野社長のお兄様が,私や,弊社の石黒取締役,そして,乳井建築士を駆け出しの頃から可愛がってくれた株式会社奥野設計の奥野会長です.私たちが,今,一級建築士の受験指導を展開できているのは,奥野設計での経験があったからこそです.今日は,弊社が,所員やクライアントを含めて,多くの皆さんから支えられていることを実感させられた一日となりました.