P1060226今日は朝から「面白いほど分かる!西洋建築史」講習会を開催.歴史の流れと西洋建築史の流れをリンクさせながら説明すること,そして,最終的には一級建築士の学科試験問題をスラスラ解けるようになって頂くこと,さらに歴史やデザイン史の流れを知ることで応用力を実につけて頂くことを目指しました.
 
今回の講習会の中でご紹介した合格物語さんの最前線ニュース一覧は,コチラ
また,私のブログの西洋建築史関係の記事は,コチラ
今回の講義を受講された皆さんは,スラスラ復習できますのでご活用下さい.紹介した新問題が的中するといいですね.私も今年の学科本試験問題の出題内容を今から楽しみにしています.日本建築史と西洋建築史が同時に出題された年(平成22年度)もありますからね.


最近,気づきましたが歴史が分かってくると人生が何倍も楽しくなってきます.特に,子供達と一緒に家族で歴史を研究したら楽しく勉強好きの子供が育つように思います.お互いに分からないこと,ピンとこない部分をそれぞれの解釈で補いあいながら,さらに疑問点の調査を分担しながら,ジクソーパズルを1ピースずつ手探りではめ込んでいくように調査研究を協働しながら進めていく.子供たちはネットで調べるようになり,それでは飽き足らず本を読むようになるでしょう.ネットで簡単に手に入れることのできる情報の脆(もろ)さを体感するのもよい経験です.生き字引きであるお祖父さんやお祖母さんに直接質問し始めるかもしれない.子供たちが主役となって,身近な大人達の知識や経験を活用しながら真実を探求していく環境がいい.なぜなら,それこそが人生の意義であり,経済活動を含めた社会活動の原型だからです.落ち着いたら実際にワークショップを開催します.これって,家族コミュニケーションの活性化に繋がりますよ.一緒にやってみましょう.