%25A5%25C9%25A5%25E9%25A5%25B4%25A5%25F3%25BA%25F9現在,ウラ指導の受講生専用フォーラムでは,連日連夜,熱い質疑応答が繰り返されていますが,1つだけ皆さんに合格テクニックを伝授しておきましょう.
 
それは,「製図試験の採点は減点式なんだからそれを逆手にとって戦え!」です.
 
つまり,減点されなきゃ勝ちなんです.当然,課題文の要求さえ無視しなければ減点されません.

 
にもかかわらず,余計なことをしてしまったり,どうでもいいことを勝手に考えて条件違反をしてしまう.


何故でしょうか?

完璧主義だからですよ.日本人が英語が苦手な理由も,完璧主義になってしまうからです.

 
この試験が怖いのは分かる.怖いから完璧主義になってしまうのだろう.そして,知識武装が中毒化していく.
そうなると細かい所が気になってしょうがない.ついつい課題文の要求を深読みしてしまう.さらに,勝手に新たな要求条件を付加してしまう.
 
そして本番でパンク(自滅)する.

例えば,ウラ指導の第2課題について次のような質問がフォーラムに上がった.

【質問】
「地域交流カフェの考えですが、地域との交流を考えると
外部からの視認性の点から2方向道路の交差する南西角が適していると
思い、その位置に配置したのですが、
外部からの視認性を気にするよりもエントランスホールからアクセス
しやすい位置であればいいのでしょうか?」
 

これは深読みの典型です.もし,交流カフェに外部からの直接アプローチを課題文で要求されているのであれば,話は分かりますが,そうでなければここまで深読みする必要はありません.特に,平成21年の製図試験改革以降,深読みは厳禁です.尚,この質問者は今年,間違いなく合格するでしょう.後は,質問対応で完璧主義のスタンスをほぐしてあげればいいだけですからね.こういった方を合格させるのはたやすいのです.絶好の事例ですので,あえて記事として取り上げさせて頂きました.