2013年01月12日

東京地区ユープラ検証会1日目

P1010830本日は東京地区ユープラ検証会を開催.今日と明日で2日開催します.本日の目的は合格図面と不合格図面の境界ラインの検証.そのために,ユープラ参加番号67番さん,2番さん,39番さん,54番さん,27番さん,61番,45番さんにご参加頂き,本番でミスをしてまい合格発表日まで不安だった点を直接発表して貰いました.合格された皆様,貴重な休日にご参加頂き,本当にありがとうございました.

はじめに合格図面の中にある減点内容があることを知って頂きました.また,それに対する合格者達の理論武装や解釈についても直接聞いて欲しかった.昨年の本試験課題はBDSがなくとも合格していますし,児童開架閲覧室のみ2階配置や,カフェを集会部門と一緒に2階配置してあっても合格しています.管理部門の一部の所室の室名間違いやエントランスホールなどの所室の面積間違い,お話しコーナーやドライエリアの欠落でも合格されています.小ホールが無窓になることによる歩行距離制限を逃げるための内装不燃緩和の特記未記入,歩行経路の表示間違いでもでも合格です.センターに公開されている標準解答例でも70平米の展示室が84平米(要求の2割増し)で計画されています.また,ブックポストの欠落による減点は一発失格とはならないものの減点は大きいように感じました.



合格者達の発表により,様々な発見と気づき,そして,教訓を学 べたのではないでしょうか.また,本番での課題文の読み取りのために,過去の本試験課題内容の把握については,必須であることも実感して頂けたことでしょう.昨年の試験の場合,ゾーニングについては比較的自由でした.単一用途である地域図書館特有の使い勝手によるものと考えます.課題条件の要求室にある部門分けは,各所室のカテゴリー分けに過ぎない扱いとなっています.昨年の本試験課題内容で判明したことは,試験元は解法の定型化(対応マニュアル化)を避け,この試験の自由度を高めようとしている点です.それは,センターのHPに公開されている合格基準等からも読み取れます.今年の試験でも自由設計,いわゆるフリープランニング力がより強く求められるでしょう.事実,今回,発表して頂いた合格者は実例見学をキッチリこなしていました.中には,青春18切符を片手に15施設も見学された方もいました.また,合格者の皆さんに共通するのが独自のチェックシステムを確立している点です.フリープランニング勝負になればなるほど,各図面や面積表との整合性の減点ウエイトが高まります.特に,床伏図,断面図に注意しましょう.おろそかになりがちです.計画の要点はミッチリ記入する必要はありません.簡潔にまとめて時短を図りましょう.合格図面の減点状況を検証した後に,ランク2,3,4の順に見ていきました.図面作成者に参加して頂いていたので,直接,本番でミスってしまった点を発表して頂きました.

【追記】
ランク2の方で自分がなぜランク2であるか分からない方は,必ず,ユープラの条件ピックアップシートを使って,自己採点してみて下さい.それを避けて放置していては,今年もランク2止まりです.
 
続く

ura410 at 12:53│ ユープラ_課題検証 | 講習会