2013年02月04日

東京地区「過去問+フリープランニング」講習会_その2

1359870548299前回からの続きです.本日は,東京地区「過去問+フリープランニング」講習会の2日目(最終日).午前中は,平成15年〜19年度までの本試験課題のポイントを解説.各年度の様々なトラップ,微妙な言い回しに対する合格者の解釈,製図試験ならではのローカルルールなどを説明.
 
見直し時間確保のため,本番では割り切り判断が求められる.ただし,過去の本試験課題内容を熟知しておかなかったから,怖くて割り切った判断を本番中にできない.それを実感して頂けたと思います.過去問題研究講座を受講されている方は,さらに平成11年〜14年の本試験課題の課題概要も把握しておきましょう.平成11年以降まで抑えきれていれば完璧です.分からないことは受講生専用掲示板に質問して下さい.些細なことでも構いません.



繰り返しますが,本番では最低限の合格図面を目指し,見直し時間を確保します.これが製図試験での合格の秘訣というか奥義.明文化されている課題文条件について,「こんな解釈でプランニングしても減点されないだろう」といったギリギリのラインを本番で攻めねばなりません.「あれやっちゃダメ,これやっちゃダメ」の判断力では,本番で攻め込んだプランニングはできない.どんなに努力しても不合格となってしまう.事実,標準解答例を見て下さい.攻め込んだプランニングになっていますよ.この標準解答例が最低限の合格図面の実例モデルそのものです.

  
午後からはいよいよフリープランニングの講義.はじめに図書館建築の実例プランを見ながら,プランの見方や基本ルールをレクチャー.その上で,その内容がどのように課題文づくりに反映されているのかを昨年の後半戦通信添削の第2課題,4課題,一発逆転模試を使って説明(実例プランをシンプルにまとめただけでしたね).さらに,落としどころを熟読しておけば,本番で有利に戦えたことも説明.次に,今度は規模の大きい図書館の実例プランを見ながらプランの要点を解説し,それらをプラグラム図に落とした場合の具体例を公開,そして,そのプログラム図をもとにプランを作成した場合の実例を披露しました.
 

【総括】
・この試験は設計の試験ではない.空間構成の試験に過ぎない.本番ではプランニングのディテールは,確信犯的に無視せよ.
・エスキースのコツは,コマで考えずにゾーンで考える.これまでの解いてきた課題をゾーン図化してみるとよい.
・実例プランを参考に,プログラム図やゾーン図を作成し,自由に解答例を作成するのが国語力開発講座となる.最初は他の受講生の国語力図面を見るだけでも本番対応力がグングン向上していく.
・ウラ指導の前半戦製図試験対策講座の具体的な活用法は,コチラ
・講習会中にご紹介した「製図試験のウラ指導(2011年度版が最新)」は,コチラ
 →過去の本試験課題に対する合格エスキースの具体例,過去の標準解答例が収録されています.



ura410 at 04:28│ 講習会