2013年04月02日

どうだったの?法規のウラ指導講習会

13_0330_法規のウラ2先週末の3月30日(土),31日(日)は,教育的ウラ指導主催の「法規のウラ指導」講習会を開催.著書「法規のウラ指導」をテキストとした講習会です.両日とも早々に満席.
尚,教育的ウラ指導は,弊社で運営しております.
1日目は「建築制限」,「容積率・建ぺい率」,「高さ制限」について,2日目は「近年の法改正」,「内装制限」,「防火・耐火」,「防火区画」について解説しました.
法規科目は「点取り科目」とされてきましたが,試験制度改革以降は「時間が無い」,「焦って失点してしまう」科目となってしまい,結果,高得点を狙うことが難しい科目になりました.

点取り対策としては「極力,法令集を引かないで答える」という方法しかありませんが,これはそう簡単にはいきません.以前にも増して「勘で答える」,「インデックス頼りに右往左往」という傾向が強まっています.
法規科目をマスターするには,次の2点に留意した学習が効果的です.
1.体系的な理解
2.出題者の視点
例えば次の過去問を見てください.
【問題コード23084】 正しいか,誤りかで答えよ.
防火区画における床及び壁は,耐火構造,準耐火構造又は防火構造としなければならない.



13_0330_法規のウラ【解説】
「令112条」の「防火区画」には,.面積区画(1項,2項,3項),.高層区画(5項,6項,7項),.たて穴区画(9項),.異種用途区画(12項,13項)の4種類があり,区画によって,床及び壁に要求される構造(耐火構造・準耐火構造)が異なるがそのいずれにも「防火構造としなければならない」という規定は無い.尚,防火構造に要求される「防火性能」は,建物周囲において発生する火災を対象としているため,防火区画の規定には関係がない.

【回答】
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出題者は受験生の皆さんに,「そもそも防火区画って,どこで発生する火災を対象にしているか」ということと,「耐火構造,準耐火構造,防火構造って,建築物のどの場所で,どんな性能が要求されているか」ということを問いたいのです.

さらに,出題者は,受験生がこの辺りの理解を曖昧にしていることも熟知しています.私達もそれをもとに毎年,一発逆転模試を作成しています(今年も本番での出題を当ててみせます).
 
防火区画は,建築物内部の火災に対して,火炎及び煙の延焼を防止するための規定です.防火構造(防火性能)は,建築物の周囲において発生する火災に対して,外壁・軒裏に要求される規定です.このように話の趣旨さえキチンと理解できていれば,法令集を引くことなく回答できてしまいます(時短効果大).

にも関わらず,条文の趣旨の理解が曖昧なままインデックスを頼りにその場で条文内容を読み解いているようでは太刀打ちできません.時間ばかりかかってしまい,合格点に届きません.著書「法規のウラ指導」は,過去問を解きながら,各条文の趣旨を理解できるように作成してあります.より実践的な知識が身に付きますのでお薦めです.
 
日頃の学習から,各条文の趣旨,構成や出題のポイント(過去問を分析すべし)などを意識しながら勉強することで,本番での得点力は大きく変わります.「法令集をしっかりと引く期間」,「法令集を引かないでスピードで優先で解く期間」の両方を体験しておいて頂けると最強です.


【参考までに】
下記は,今回の講習会に参加された受講生の皆さんのブログです.
Katuzoさんの感想は,コチラ
Mimiさんの感想は,コチラ
Rossaさんの感想は,コチラ

同様の講習会を4月27日(土),28日(日)に大阪地区で開催します.コチラ.参加して後悔はさせない内容です.ご期待ください.



ura410 at 13:02│ 講習会 | 一問一答