kensyou0310月26日(土),27日(日)に東京地区 学科試験検証会を開催しました.画像は,当日の風景です.製図試験も同様ですが,試験で確実に勝つためには,試験後の検証が肝心です.なぜなら本番での合否は知識量で決まるのではなく,「判断力=本番での考え方」で決まるからです.だから,通学してようが,独学で頑張ろうが「本番での勝ち方コチラ」をあらかじめ理解した上で,学科試験勉強を始めて頂きたいです.製図試験の場合は,コチラ(今後のために,製図試験の勝ち方も知っておくと有利ですよ).
メルマガで呼びかけたこともあり,来年の学科受験生の皆さんから効率的な勉強の仕方についての相談メールを多数頂いております.特に,今年,思っていたほど本番で点数を伸ばせなかった方達から勉強法の相談を受けていて気付いたことがあります.

それは知識量で合格できると考えて,やみくもに勉強されている点です.これは,もったいない.折角の勉強時間が無駄となっています(通称/ムダ勉).

次のように考えて下さい.

学科試験は,全科目について,テキスト(何でもよい)を本試験会場に持ち込むことができる.ただし,試験時間は短くなり,テキストを見ながら解いている時間はない(法規科目のイメージです).もし,そうだとしたら,勉強の仕方が変わってきませんか?

つまり,全てを頭に詰め込もうなんて思わないこと,知識の詰め込みよりも全体に対するテキスト検索能力を高めること(テキスト検索能力とは,ある知識がどこに記載されているのかを短時間に突き止められる能力のことで,個人的には紙ベースで学習されることを薦めます),局部的な知識の深追いよりも,全体把握を優先すること,木を見て森を見ずにならないことが学科で勝つためのコツとなります.

メルマガでも何度かご紹介させて頂いてますが,この試験は過去問マスターで確実に合格できています.ただし,市販されている7年分程度では,ぶっちゃけ無理.また,「過半の受験生が解ける問題さえ得点できれば,合格できている事実(コチラ)」も忘れないでください.

多くの受験生が解けない問題を得点できたから勝てる試験ではないのです.過半の受験生が解ける問題をミスってしまうことで負けてしまう試験なのです(=ミスらなきゃ勝てます).この話を肝に銘じて勉強すること!

続く