2014年01月12日

h25年度の製図合格者の声(大阪直接塾塾生編)

up002-1今回も平成25年度製図試験合格者の方の本番中の考え方と体験談をご紹介します.他の合格者の体験談は,コチラ.全てを紹介していたらキリがないので,今回は,ユープラ参加者(再現図提出者)のうち,大阪直接塾の塾生合格者のコメントをご紹介します.

Rさん(兵庫県)の本番中の考え方と合格体験談
ウラ指導受講番号(No.1002),ユープラ参加番号(No.002)

【1.試験当日の時間配分】
条件整理(プログラム図まで) 15分
APZ、ウツワ出し         20分
面積ボリューム          10分
階フリ、コマプラン           60分
(建蔽率、建築面積の調整をするためにウツ ワ出し、
断面ボリュームに戻り再検討したため時間がかかった)

見直し                      5分
倍コマ                    25分
見直し、面積計算         10分
計画の要点              35分
作図                  160分
最終チェック              50分

 
【2.本番中に,減点覚悟で割り切って考えたこと】
・主要な屋根を勾配屋根としそれ以外の屋根はろく屋根として割り切った
・食堂と屋外テラスは最初南面に向けて計画しようとしたが
 課題文に具体的な要求が無 かったので北東の位置に計画した
・エントランスホールには特記事項として自然景観を取り入れとあったが1階外周部に
 開口部が 計画出来なかったので屋根にハイサイドを計画し、自然景観を取り入れる計画とした

【3.ミスってしまい合格発表まで不安だったこと】
・セミナー室Cは各室(35)平米、(35)平米の計(70)j平米が正解だが
 (30)平米、(30)平米 の計(60)平米と表記してしまった
・一番不安だったのは、梁伏図にはアトリエ部分に梁を書いたが
 2階平面図には書くの を忘れており 、
 上下階の不整合になるのではないかとずっと心配だった

【4.本番で一番悩んだこと,また,それをどのように解決したか?】
・進めていくうちにウツワは、建蔽率内に収まったが建築面積がオーバーしてしまったので
面積を削る為にインナーバルコニー、風除室のセットバック、吹き抜けを二か所計画
し面積調整をした
・アトリエには平均天井高5m以上と特記があり表記しなければいけなかったが、
アト リエ上部に勾配屋根を計画しており 、平均の天井高を計算するのに時間が掛るうえに、
計算間違いをする可能性があったの でCH=5m以上を確保と表記した



合格体験談は,下記の通り.

【1.ウラ指導の指導内容で合格に役立ったこと】
・直接塾では過去問等を通して、まずどのようにして試験元(出題者側)と向き合って行かなくてはいけないかという勉強から始まりました

・試験元が出してくる試験特有の言い回しや言葉の意味をどう解釈すればいいのかとい う事を学べました

・次にウラ指導の考え方でエスキスを進めることで頭を使わないで機械的に進める作 業、考えるべき作業等を明確に分けることで 今なにをするべきか、、、というのを考えて進めることで自分のエスキスでのクセや時間のかかる弱点などを見つけることでき、自分なりにエスキスを進める中で必要な時間を見つけれる事ができ、回数を重ねる度に かかる時間が安定するように感じました

・大きく分けて、この「相手を知る」、「自分を知る」という2つの事が合格に役立ったと感じて います

【2.学習方法で工夫したことや力を入れて勉強したこと】
・工夫したことは、確保できる勉強時間に応じてできる勉強をしていました。まとまった時間がとれる日は、エスキスを通して実施したり、少ない時間の時は、過去問の たて読みやウラ指導の 模範解答例を倍コマ、コマプランに落としてフリーハンドで書いたり、断面図をどれだけ早く書けるかなどもしてました。 

・各課題を通して自分のプランが多数派、少数派どちらなのかというのもウラ指導では 他の受講生のプランを 見れるので自分なりに検証していました。

・直接塾ではプランを自分で見るだけではなく同じ塾生同士で違うプランを見せ合い受験生どうし、お互いがどのように考えたかという思考プロセスを聞けたことがとても良い勉強になりました

 
【3.合格できなかった年に比べて心構えや当日の心境などで変わった点はありましたか?】
・まず一番大きな違いは全く緊張しなかったことです。これまではエスキス段階で手が震えたり 、ちょっとしたミスでパニックになり(あれもしないといけないこれもしないといけな い)と我を失ったまま試験を進めてしまいました。今年は試験官の人数やメガネをかけている試験官がいたのを覚えていたり自分の周り の席にはどんな人達が座っていたか覚えていて 周りを見渡せる位気持ちに余裕がありました。

・今年は角番という事もあり後が無かったのですが製図試験を受ける何週間か前から 合格したらユープラ検証会でどんな話をしようかと考えていました。

 
【4.その他,後進の受験生たちへのアドバイスなど自由にお書きください.】
二級建築士を取得後実務経験を経て平成23年に学科試験に挑戦しました。その頃、学科試験も通ってないのに試験勉強期間中に立ち寄った本屋さんで製図試験の参考書を探していて、他にあった何冊かの本も開いてみたのですが何か惹かれず色々探してたところウラ指 導の本を手にしたのがウラ指導との出会いでした。他の参考書にはない何かを感じ学科が通る前から購入してしまいました。無事学科が通り製図試験を始めたのですが初めての製図勉強というのもあり資格学校の課題をこなすので精いっぱいで 、ウラ指導の本を参考にする余裕が全然ありませんでした。初受験では終始、緊張の連続で全然余裕はありませんでした。
結果はランク2不合格
この時、「何かへんだな」と違和感を感じました。柱以外は全てフリーハンド作図で設備計画ボロボロ(空調計画条件無視)、駐車場計画ダメ、 寸法ミスに気付き断面図のGLラインに×をし書き直し、階段寸法足りてない談話室無し等、ミスのオンパレードだったのです。正直初受験でもここまでミスを重ねたら不合格だろうとは考えていました。しかし届いた通知には不合格ランク2だったのです。

なんでランク4じゃないんだ???

これが製図試験に疑問を抱いたきっかけでした。資格学校での製図勉強を思い出すと線の練習から始まって途中位からほとんど一人で机に向かってエスキスを行い、作図、(受験仲間たちと)見せ合い、エスキス、作図、見せ合い、エスキス、作図、見せ合い、、、、、
この繰り返し。先に解いた課題内容を見直ししたこともなく、「今回はだめだった。今回は上手くはまった。」等やりっぱなしの勉強方法に馴染めなくなり 、切り口の違うウラ指導の勉強方法をマスターしたいという気持ちがありました 24年はウラ指導一本で決めていたのですが願書提出期間を間違えてしまい24年は 未受験

25年は絶対にウラ指導で勉強すると決めホームページを見ると直接塾大阪第一期募集とあったので迷わず応募しました。

ユープラ検証会にも参加し、先生達の話を聞いてなぜ23年のランクが4ではなく2だったのかというのが何となくわかりました (どういう場合にランク4になるか、その理由等)

 

直接塾では過去の合格者のデータを見せて頂いた時にあまりにも計画の要点がスカスカすぎて本当にこれで合格したんですか??と聞くくらいの合格図面もありました (今、自分の要点も見返すとスカスカです・・・・)

これも勉強を進めるうちに解決しました

過去の標準解答例、本試験での合格者図面・要点の勉強を進めていくと 本試験では資格学校で覚えた事を守りすぎるあまり自分自身で厳しい条件を付けたしてしまいまとまらなくなり、時間が足りない、ある程度進めたエスキスをどうにかして完成しようとする為に大切 な部分と意識せず犠牲にしてしまう。こんなときに一番優先するものは何か?減点を受けるうえで最小の減点はどれか?こうやって考える事で採点の土俵にあがるエスキス・作図を書く練習ができました。最初、自分自身も駐車場計画・トイレの大きさ・植栽・要点・その他考えたらキリが無いくらいにこうしなければいけない、あーしなければ合格できないと勘違いしていました。


○最後に

直接塾から約1年。あっというまの1年でした前半戦のころプログラム図を書くところから塾生皆でなぜ平面図が決まっていないのにプログラム図がかけるんですか? などと質問したりしていたのが懐かしいです。

間違えては覚え、間違えては覚えの繰り返しで個人個人覚える速さも違い周りができて、自分だけ分からなかったら焦ったりしたけど、先生方から何度も何度も教えてもらい、塾生同士でも意見交換等をし合い勉強を進めてきました。後半戦では本試験課題も決まり塾生達で施設見学に行ったり、広島でのバスツアー見学会(コチラ)等にも参加しました。広島の見学会では実例を見る事が出来て、普段見れない機械室や設備の話なども聞けました。見学会には遠方から来られてる方と話をしたりといい経験ができました。一級建築士の勉強をしてから本当に様々な人に出会う事がありました。応援してくれる 人、難しいから無理やろと言う人、協力してくれる人、自分の合格後も心配してくれる友達、 一緒に勉強した塾生、熱心に指導していただいた先生方、 サポートしていただいたウラ指導関係者の皆様 自分一人の力では絶対に合格することはできませんでした。
本当にありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。 ウラ指導から毎年一人でも多くの方が一級建築士に合格するように願っています。 そしてより多くの人と出会えるのを楽しみにしています。



ura410 at 19:11│ ユープラ_課題検証