2016年08月07日

合格者たちの上手な勉強法_Yさん編

yさん1前回からの続きです.先日,東京地区にて「製図試験対策」講習会を開催.その際,昨年度(平成27年度)合格者のYさん(平成27年度ユープラ参加番号055番)にお越し頂き,効果的な製図試験合格法を発表して頂きました.画像は,ガッシーさん同様に,Yさんもゾーン図(APZ図)の検証をされていました.ウラ指導課題を解いた後で,自分のプランと模範解答例をゾーン図化した上で比較し,空間構成の考え方・まとめ方を整理されていたそうです(画像参照).上手なプランニングをされている他の受講生プランについても,ゾーン図化して,キレイな空間構成のまとめ方の参考にされたそうです.また,このゾーン図化の検証については,ウラ指導の第一課題から課題を解く度に,実践された方がよいというアドバイスも頂きました.

ウラ指導と資格学校を併用し,製図受験2年目に合格されたYさんの上手な勉強法は,下記の通りです.


1.ウラ指導の製図試験対策各種講座通信添削5課題国語力開発講座過去問題研究講座についての勉強法(独自の工夫など)
○通信添削5課題(添削不要コース)について
・エスキスと計画の要点が終わった段階で自己添削し、他人の解答を5〜10 案くらい見て自分の解答と比較、その後模範解答や他人の解答の添削内容を確認。考え方があっているか、多数派はどう考えたかなどをチェックした。
・課題ごとに、ミスしたこと・悩んだこと・学んだことなどをノートに記録し、別の課題を解くときや模試の前、本番前にも見返した。
・各課題、エスキスは3回以上、計画の要点は苦手な設問は何度も、作図は1回以上行った。
・他人の解答を添削し、添削力を高めた。

○国語力開発講座について
・テーマに対し、出題内容や要求室などをイメージするのに役立った。
・部屋をなるべく整形にすることや、廊下を通すことなど、基本的なことを身に付けるのに役立った。

○過去問題研究講座について
・すべて出力しファイリングしていつでも見やすくしておいた。課題と似た年度のものは特に何度も見返した。
・問題文をざっと読み、コンセプトやポイントを予想してから、ウラ指導の分析を読み、予想があっているか確認した。(コンセプトの読み取り練習)



2.エスキスについて(独自の工夫など)
・ウラ指導の手順をまずは覚え、手順ごとに細かくタイム測定し表に記録した。(コチラ
・エスキス時に用紙全体を見渡しやすいレイアウトにすることで、漏れやミスを防いだ。また、作図時に1/400 の
エスキスを見やすいようなレイアウトにした。
・中途半端に作図に入らないよう、時間内にまとめきる練習をした。
・時間がかかる部分はカウントダウンタイマーで目標時間内に終わらせる練習をし、時間短縮を図った。

Yさん23.計画の要点対策について(独自の工夫など)
・自分の解答と解答例を縮小コピーしてA5サイズの冊子にして持ち歩き、何度も見返したり解き直した。
・構造、設備に関する設問は解答例を暗記、計画に関する設問は自分の言葉で書けるよう何度も練習(他人の解答も参考にし、言い回しのバリエーションを増やした)。
・主語述語を意識し短い文章でわかりやすく書く練習。練習では解答欄はなるべく埋める。埋めるには1 問につき3文程度書くため、自然と解答のバリエーションが増えた。(本番では埋める必要はない)

4.作図について(独自の工夫など)
・作図の手順を固め、細かく時間を測定し時間がかかるところを洗い出した。
(手順を変えて試し、少しでも早く書ける順番を模索した)
・道具は極力少なくし、時間の無駄、スペースの無駄を減らした。(バンコの三角定規ヘキサスケール、細いペン型消しゴム、15cm 程度の三角定規等)
・苦手なものは毎日書くことで時短を図った。(断面図のみ毎日書いた結果、作図時間が半分以下に短縮できた)
・文字と家具の書き込みは、課題文の上から順に書き込むことで時短でき書き漏れも防止。
・作図中悩まないよう、エスキスをしっかり終えることが大事(休まず一定のペースで書き続ければ約2 時間半〜3時間で書ける)

5.後半戦一発逆転模試をどのように活用したか(独自の工夫など)
・総仕上げのつもりで本番を意識して行った。(復習法は他の課題と同様)

6.本番での心構え
・気を緩めずに勉強のペースは最後まで落とさず、直前まで全力を尽くすことで本番でもあまり緊張せず自信を持てた。
・本番の朝や、会場でセッティングが終わった後など、直前まで作図練習でウォーミングアップして気を落ち着けた。
・タイムスケジュールを頭に叩き込み(開始直後エスキス用紙に書き出しておく)、いつも通りにやると意識した。(タイムスケジュールは本番1か月前くらいから練習のときにも意識していた)

7.本試験終了後の心境
・最後まで書き終えることができ、とにかくホッとした。やってきたことを出し切れたと感じた。

8.ユープラの活用法について
・すべて印刷しランク分けして、図面は部門ごとに色塗りをしてファイリングしておいた。
・ランク1 の図面の内容や書き込みの程度、計画の要点の内容・記述量などを参考にした。
・定期的に見返し、その時の自分のレベルと比較し、自分に足りないものを都度確認した。
試験直前期に見返したときは、この程度で受かる人もいるんだと安心できた
※ユープラについては,12〜2月の期間限定で開催しており,どなたも無料で参加できますが,再現図の提出を必須条件としています.このルールを崩してしまうと再現図が集まらなくなってしまうのでその旨,ご理解ください.合格者たちの図面については,製図試験のウラ指導をご覧ください.また,平成26年度の製図本試験について,「こんなミスをしたのに合格できている」という話は,合格者たちの勉強法にまとめてありますので,そちらを参考にしてください.
続く

ura410 at 12:27│ 製図アドバイス | 勉強法