2017年10月09日

【製図】学科と製図合格は繋がっている

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一級建築士製図試験を受験された皆さん,本当にお疲れさまでした.通学,独学の別に関わらず,これまで解いてきた訓練課題とは,全然,違うテイストの出題でビックリされたことでしょう.そして,合否判定基準について,ネット上で「あーじゃない,こーじゃない」という憶測が飛び交い,そんな情報に一喜一憂する日々を過ごします.

何らかの致命的なミスをやらしてしまい,発表日での不合格を覚悟していなかった合格者なんていません.すべての合格者が不合格を覚悟して,12月の合格発表日を迎えます.「いやいや私は発表日前に合格を確信していましたよ!」という方がいるとしたら,再現図を起こさず,自分の答案の実態に目を背けたまま発表日を迎えただけでしょう.

そして,12月の合格発表日の採点結果には,再度,受験生を含め,関係者全員が驚かされます.


毎年,毎年,その繰り返しです.

その中で最も大切なことは,再現図を起こすこと.その理由は次の3つ.
1.そもそも,アナタが本番で目指した「合格答案のイメージ」が正しかったかどうかを確認する.
2.本番でどんなミスをやらかしてしまったのかを知る.
3.再現図をキチンと起こした上で合格すれば,後進の受験生たちに適切な合格アドバイスをできるが,再現図を起こさずに合格してしまうと,トンチンカンなアドバイスを受験生へ発信する迷惑合格者になってしまう.今の一級建築士製図試験において,その弊害は極めて大きい.

上記のうち,1.は,学科試験勉強でいう「フォーカス・ポイント」に相当し,2.は,「とりこぼし」に相当します.だからこそ,学科試験勉強を通じて,「フォーカス・ポイント」と「とりこぼし」に対する意識と能力を高めておくことをお薦めします.

学科試験と製図試験の合格は,実は,密接に繋がっているのです.さらに,その先には,ビジネスや人生の成功にも繋がっています.ビジネスの成功者たちを見てください.社会の動きについての「フォーカス・ポイント」が適切で,社業運営における「とりこぼし」を防ぐための工夫を人一倍,心がけています.だから,成功し続けている経営者は謙虚な姿勢を忘れないのでしょう.


ura410 at 07:11│ 製図アドバイス