2018年02月26日

【学科】合格者KTさんの上手な勉強法

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東京で勉強法ワークショップを開催.今回は,昨年(平成29年度),一級建築士製図試験に合格されたKTさんをお招きし,学科合格のコツを受験生の皆さんの前で発表して頂きました.

KTさんには,先月,製図受験生の前で,製図試験についての合格のコツを発表して頂き,その内容が大変好評でした.コチラ「客先要望に基づき手を動かし計画した私(部下)」と「それを客先提出してよいかチェックする私(上司)」2役でエスキスの方向性が多数派になっているのかどうかをチェックという話を一人でも多くの受験生に知って欲しい).合格物語(過去問20年分)1本で100点という高得点で問題なく学科合格されたKTさんの上手な勉強法は,次の通りです.

質問1.本当に過去問だけで合格できるのか
もちろん新問も網羅するに越したことはありませんが私は過去問(20年分)だけで十分でした。合格物語を開始し4巡ほぼ過去問だけを勉強しました。初年度は取りこぼしもあり、ボーダーに数点だけ届かず不合格でしたが、翌年は前年点数の低かった法規に重点を置き、合計100点で、足切り・ボーダーも気にすることなく合格しました。

7月頭でほぼ出来上がった感があり「新問でもやるかな」と思いましたが、時事ネタを除けば「新問=見知らぬ誰かの憶測」だなと思い直し、弱点部分を絞った上で過去問の最終チェックに費やしました。



質問2.効率的な過去問学習のコツとは
まず総論として全体について解き方はどうでもいいからまず一か月で一巡目を早くこなしてしまうことが重要(考えたり,覚えたりせずに機械的に飲み込んでいくイメージ)です。これによって「全体のボリュームがつかめる」のと、各教科、項目ごとに「おっ、意外とわかる問題が多いな」もしくは「全くわからない」の間で自分がどの位置にいるかとどのくらい勉強が必要なのかが理解できます。

次に目標点を決めます。これはご自分の安心できるラインでよいのですが、私はビビりなので100点に設定しました。私の出した結論は「逆に各科目で何点ミスってよいかを考えてみよう」でした。では科目別に考えてみると
計画・・・なにやら新問が多く(作りやすく)つかみどころがないー9点
施工・・・やけに出題範囲が広く似た問題が少ないー10点
この時点での残り持ち点はー6点であることに気付きます(設定は個人で異なる)。それを意識して、各教科、項目ごとの勉強密度を管理しました。


質問3.どんなスケジュールで勉強したか
受験勉強は1月に勉強を開始し7月までで過去問を4巡目完了しました。
月曜日から金曜日までは朝5:00から90分、夜20:30〜90分パソコンに向かいました。土日は7:30〜9:30までゴルフの練習 10:00〜なじみのソバ屋で朝そばを食べて11:00〜図書館で 5〜6時間かけて構造の計算問題と法規集の作成及び理解するこれをルーティーンにしました。土日は3週間(つまり6日)のうち1日はゴルフ等の自由時間にすることにより個人的にはあまりストレスのない試験勉強期間を過ごせました。また、その生活リズムを崩さないように、事前に職場の人間や家族に今年だけは試験勉強に集中されて欲しいと伝えておきました。必ず、100点以上の取得点数で合格してみせるからと。それがモチベーションの維持にも繋がりました。


質問4.本番で悩んだ事や心構え等
十二分に準備したせいもあって本番で悩んだ事は全くありません。
心構えとしては受験勉強とは異なり、おそらくこの試験は勉強の質もさることながらやはりボリュームの消化(過去問20年分)が必要と感じました、仕事の面では幸い比較的勉強できる環境におりました。いたずらに時間をかけてもしょうがないので単年度突破を目指そうと考えました。
言うまでもないことですがこの試験は四択を勉強で身に着けた知識をいかに駆使して一択悪くても二択にできるかが試される試験です。過去問をある程度マスターしておかねばその絞り込みすら出来ません。二択で絞り込んだ上で、どういった推理力を働かせば得点できるのかを意識しながら過去問を勉強されることを薦めます。

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ura410 at 03:43│ │勉強法 | やる気