2018年05月04日

【学科・製図】地盤や基礎構造を武器にする_その1


最近の一級建築士試験では,学科試験,製図試験ともに,地盤や基礎構造についての知識が問われる傾向が強まっております.例えば,平成28年の一級建築士製図試験では,要点の記述について次のような問いが出題されました.まずは,質問の意味(出題意図)を理解できるかどうか,その上で,独自の解答をアウトプットできるかどうかで合否の命運が大きく変わってしまいます.
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「地盤条件(GL‐1.2m以深はN値=40以上の洪積砂礫層であり、地下水位はGL-2.0m以深である。)」及び「経済性」を踏まえて、採用した基礎構造の形式(べた基礎、布基礎、独立基礎)について考慮したこと



上記の問いについての解答例は,コチラ↓

基礎構造の形式は,設備配管等の設置やメンテナンスにおける経済性を考慮して,ピットを有効に活用できる「べ
た基礎」とした.GL-1.2m以深を支持地盤面にできることを踏まえて,ピット内での作業スペースの確保や人通口の大きさを考慮するとともに,地下水の止水や排水に特別な対策(費用)が要らないように,基礎底面の深さをGL-2.0mとした.経済性を踏まえて,基礎梁や耐圧盤の断面が必要以上に大きくならないように計画した.
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上記については,コチラの動画の解説がわかりやすいです(ユーチュブの動画は,再生速度を変えて観ることもできます).学科受験生の方は,復習に活用してください.知識という点と点がつながっていくと思います.製図受験生の方は,計画の要点対策に活かしてください.
続く


ura410 at 04:04│ │製図アドバイス | 一問一答