2018年06月30日

【学科・製図】「建物の仕組み」をザックリ学べる実例見学ツアー

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千葉県勝浦市にある芸術文化交流センター「キュステ」.このような小規模な文化施設は,都会では,もはや新築されない.田舎だからこその小ぶりで,可愛らしい施設だ.建築面積は3,150平米,延床面積は4,700平米.ちなみに一級建築士製図試験の場合,このような1,2階建ての低層系施設は,さらに小ぶりな2,500平米程度の施設が出題される.したがって,全国的に見てもこういった小ぶりな施設で参考となる実例は極めて少ない.そこで,キュステの基本計画案や図面を建築学生たちに公開し,図面の読み取り方や空調システムなどの「建物の仕組み」をレクチャーする実例見学ツアーを2018年11月17日(土)に千葉県建築士会夷隅支部として企画している.コチラの第三分科会.


将来,設計者や施工者を目指している建築学生達には,社会人として働く前に,このような施設を使って,「建物の仕組み」をザックリとでいいので理解しておいて欲しい.その方が建築の仕事が楽しくなるし,建築スキルの上達も早い.本来は大学等の教育機関で行うべき話なんだけど,なぜかそういった建築教育は実施されない.それ故,専門的な知識はあるものの「建物の仕組み」をザックリと理解できている社会人一年目の建築人は少ないのだ.毎年,一級建築士の受験指導を行っていて,その矛盾を痛感している.そこで,建築という仕事の面白さを体感できる機会や効率的にスキルアップできる場を外房地域(勝浦市,いすみ市,大多喜町,御宿町)で提供していきたい.誠実で,後進たちの指導に積極的な戦闘力の高い建築人たちがたくさんいる地域なのだから.
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ura410 at 11:45│ │建築教育 | いすみ市物語