2018年07月23日

【製図】「動線計画」が勝負どころ

前回からの続きです.

今年(平成30年)は,「動線計画」が勝負どころとなる.そのためのプール設定(=更衣室の存在)だ.

温水プールだ,防火区画だ,避難施設はただのブラフに過ぎない.昨年(平成20年)の製図本試験「小規模なリゾートホテル」から周到に「動線計画勝負」となる伏線が張られている.年明けに開催したユープラでも解説したが,試験元が公開した標準解答例や合否結果がそれを証明している.それによって,学校等で合格判定を受けていた答案が不合格とみなされたのだ.それだけ「動線計画の重要度」が高まった.

受験生の多くは,課題条件を全て満たせば合格できると考えてしまう.そういった指導を強制させるので当然の話だが,実際は違う.課題条件として具体的に指定されてない「ゾーニング+動線計画」を課題条件から正確に読み取り,それを答案(プラン+要点)で表現するチカラが問われているのだ.その際,犠牲系の発動(=計画重要度の低い課題条件を切り捨てること)が必要となる.課題条件を全て満たせば合格できるという時代はとうに終わっているのだ.今年の課題発表はそれを強調した内容となっている.
続く

ura410 at 15:00│ │製図アドバイス