2018年10月04日

【製図】制限時間内に合格プランをまとめるコツ_その2

002_木を見て前回からの続きです.これまで製図受験生の皆さんは練習課題を解きながら,様々なプランニング手法を学ばれてきました.

本番はとても緊張します.メンタルが弱い方ほど,動揺し始めると課題文を俯瞰して読み取れなくなり,部分が気になり始めるのです.結果,特定の部分にのみ,こだわり始め,その部分的な解決策としてこれまで学んできた計画手法を無理に当てはめることで安心感(よりどころ)を得ようとする.あの課題の解答例ってこんな計画していたよなっていう感じで.それによって,効果的な解答プランを見抜けたような錯覚に陥いる.これが少数派プランを誕生をさせてしまう仕組みです.


その部分最適を死守することだけに夢中になり,結果,肝心な「関係性(ゾーニング+動線計画=空間構成の骨格)」を崩してしまう(通称/自滅).木を見て,森を見ず状態ともいう.

逆なんです!逆!(何度言えばわかるねん)

「関係性」だけは死守して,「物量(室などの大きさ等)」や「部分最適」は崩してください.

そのためにも,プランニングの際に特殊なことはせずに,シンプルで基本的な解決策で対応するように心がけましょう.大抵,特殊な解決策を本番でのプランニングに取り入れると自滅していきます.

基本に忠実に,その上でシンプルに解く.初めて採用する解き方やプランニングは本番では出来るだけ避ける.どうしても必要となる場合は,それが「部分最適」ではなく,空間構成を含めた「全体最適にどうしても必要な問題解決手法」であることを慎重に確認した上で決断する.

試験元が公開している標準解答例も部分だけで見ればトンチンカンなプランとなっています.ただ,上述した「関係性(ゾーニング+動線計画=空間構成の骨格)」だけは死守しているのです.

次回は,採点者の視点についてお伝えします.


ura410 at 02:06│ │製図アドバイス