2018年11月04日

【いすみ市】自らの力で明日を切り開く

original農薬はもちろん,肥料すら使わずに栽培することで,農作物自身が大地に自らの力で根をはり巡らせ,そこから自然の恵みをふんだんに吸収してくれる.そんな大地の恵みを農作物を通じて,一人でも多くの方に届けたい.

僕が生まれ故郷である千葉県いすみ市にUターンして,2年が経つ.時代に取り残された昭和感たっぷりの田舎で,その分,里山が何とか生き残っている.この土地で様々な農家や漁師,酪農家,チーズ職人の皆さんと巡り合い「食」について学ばせてもらった.




つるかめ農園の鶴渕さんもその一人.鶴淵さんは,高校の後輩で,社会人となってから建築業界で働いていたが都会での暮らしに疲れ果ててしまった.そんな時,生まれ故郷であるいすみ市の里山の魅力に気づき,市内で自然農法による農家を始めた.全てが0スタート,常に手探り状態だったという.

自然農法とは,無農薬はもちろん,無肥料でお米を中心とした農作物を栽培すること.リスクが大きく,手間も大変で,当然,大量生産できないから儲からない.経営はいつだって苦しい.それでも,自分が本当につくりたいと思える農作物をつくり続けたいと鶴渕さんはいう.


そんな鶴渕さんが僕に教えてくれたのが冒頭の言葉だ.この話ってさ,人間も一緒だよね.何かに頼って生きていこうとする人間よりも,自らの力で明日を切り開いていかねばならない人間の方が強いもの.一級建築士の受験勉強も一緒だし,建築キャリア・デザインも同じなんだ.頼ったり,甘えたらダメだ.自らの力で明日を切り開こう.



ura410 at 06:30│ │いすみ市物語