2019年03月06日

【製図】建築常識を身につける_その2

敷地図
前回
からの続きです.内部空間のプログラム(=ゾーニングと動線の関係)だけでなく,敷地周辺環境についても,色を塗ってみるだけで見え方が大きく変わります.だって,建築常識が身についている実務者は,色塗りされてなくとも上画像のように見えるのだから(=計画地と,それをとりまく周辺環境(道路付けや,他の施設や駐車場との繋がり等)との関係性を的確に把握できる).そのため,メインアプローチの取り方を誤らない.さらに,桜並木側(計画地の西側)を「オモテの空間(=メインの利用者ゾーン)」とし,逆に,東側道路側(計画地の東側)が「ウラの空間(=スタッフなどの管理ゾーン)」にした方が理想的であることも瞬時に判断できます.

一級建築士製図試験規模の建物には,必ず,「オモテ(利用者用)」と「ウラ(管理者用)」があります.その「オモテ」の王様は,メインアプローチであり,それと建物を接続するエントランスホールとなります.だから,どんな施設でもメインアプローチとエントランスホールには,コストをかけます.

一方,「ウラ」には,通用口という出入口があり,そこへ至るサブ(管理者用)アプローチがある.さらに,メインアプローチとサブアプローチは,駐車場や屋外施設との関係もある.国語力開発講座を受講されている方は,そこを意識してプランニングしてください.また,過去の製図本試験課題についても,試験元が公開している標準解答例が上記の話をどのようにプランニングしているかを確認しておきましょう.
続く


ura410 at 09:01│ │製図アドバイス