2019年03月11日

【製図】エスキスのプロセスを合格者が徹底解説

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前回からの続きです.講習会の中で,合格者ichikenさんが語ってくれたアドバイスの一部を紹介します.
※上画像は合格者のichikenさんとkururuさんが作成してくれた合格エスキスの解説資料.参加者全員に配布し,これをもとに解説して頂きました.同様の講習会を3月23日(土)に大阪地区で開催します.コチラ(今回で最後)

・模範的なエスキスは,本番同様,A2サイズに拡大してトレースする.
・分かった気になってちゃダメ!後日,自分自身でアウトプットできるかが肝心.
・落としどころに絶対条件を入れない.満たさなきゃならない条件なのであれば落としどころと言えない.




・受講生専用の掲示板をよく見て欲しい.講師からどうでもいいですという回答があった質問は,どうでもいいこと.どうでもいいことは考えずに,考えねばならない判断ポイントのみを絞り込む.
・国語力開発講座を受講されている方は廊下係数1.2や1.1のプランを作成し,感覚をつかんでおく.
・数字合わせしようとするから時間だけが過ぎていく.各工程ごとの目的を抑え,柔軟に対応する.
・全体を抑えずに部分を丁寧に積み上げようとするから敗ける.複数の仕事を一つずつ片付けていくのではなく,同時進行で効率的に処理していく感覚が大切.それこそがプランニング力.


戦術と戦略は違います.戦術は具体的な手法であり,戦略は俯瞰した大局的な方針をいう.

エスキスのコツは,大きな方針(戦略)を絞り込んでいく作業から始めることにある.にもかかわらず,多くの製図受験生は,具体的な手法(戦術)を決め打ちしようとする.その上で,決め打ちした手法ありきで,無理矢理,成立させようと力づくになる.だから,各階のボリュームがユルユル,もしくは,キツキツになったり,廊下がグチャグチャになったり,そもそも出題者が求めているプログラムを崩してしまう.それが,猛勉強したのに不合格となってしまうカラクリなんです.



ura410 at 10:44│ │製図アドバイス