2019年04月24日

【製図】受講生専用掲示板でのアドバイス

掲示板アップ
前半戦通信添削の受講生の皆さんは,専用掲示板を必ずご覧ください.先ほど,ある受講生へ次のようにアドバイスしました.




本番での建築常識対策の一つとして,プランニングする際に,空間構成の4要素(1.配置計画,2.ゾーニング+動線計画,3.要求室等の計画(=複数の要求室による関係性),4.立体構成)で考えることをお薦めします.
※空間構成の4要素についての動画解説(YouTube)はコチラ


ちなみに,昨年(平成30年)の本試験は1.配置計画で合否が決まり,その前の年(平成30年)のホテルでは,3.要求室等の計画(宿泊室群の扱い)で合否が決まり,さらに,その前の年(平成29年)の児童館+保育園では,4.立体構成(各階のバランス/階ごとにキツキツユルユルになっていると不合格)で勝敗が決まりました.順番でいけば,今年は4.が合否に影響を与える可能性が高いです.

ただ,いずれの年でも共通なのは,2.ゾーニング+動線計画の重要性です.
この条件は超重要で,この試験はゾーニング+動線計画の試験であるといっても過言ではありません.本番では,「私はゾーニング+動線計画について理解できています.アナタ(出題者)が求めているのはこれでっしゃろ?」という感じで提案アピール型でプランニングして欲しいのです.逆に言えば,課題文を読み取り,条件を整理した上で,どのような答案であれば,採点者にゾーニング+動線計画のデザイン力をアピールできるか,それを意識しながらプランニングしていただければ,合格答案を本番で完成できるようになります.

実務においても客は建築素人です.要望だけ,好き勝手に伝えてきます.それらの要望の中には,矛盾していたり,相反する条件もあったりします(面積が限られているのに,どでかいリビングを要求される等).それらの要望を整理し,優先順位をつけて,客が求めているモノを的確に見抜く.その上で,客を満足させる提案をプランニングを通じて行うことが建築士としての価値です.その際,犠牲にする要望も場合によってはございます.今の製図試験もまさにそんな感じです.出題者が求めているモノを適切に読み取ることも大切ですが,それ以上に採点者に自分のプランニング技能を提案アピールすることの方が大事だとお考えください.



ura410 at 09:54│ │製図アドバイス