2019年10月10日

【外房】罹災証明の発行サポート

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都内での単身赴任生活が終わり,今週からいすみ市へ戻ってきました.月曜日は大学での講義があったので,翌日の火曜日に,先の台風15号被害に伴う千葉県南部の罹災証明の発行業務をサポートしてきました.千葉県より,建築士会を通じて,要請を頂いてました.


今,僕が暮らしている千葉県いすみ市を含め,南総(県南部)エリアでは,建物被害の復旧作業で建築関係者は日々,ごった返しています.特に,屋根工事が進まず,破損した屋根工事の修復がいつできるのか分からない方も多い.そんな中,北総(県北部)エリアや神奈川県から多くの建築士たちが罹災証明の現地調査業務を応援に駆けつけてくれている状況です.朝一から夕方まで,手弁当で対応してくれている(交通費のみ支給).

僕の派遣先は,鴨川市でした(最寄駅はJR安房鴨川駅).今後,対応される方のために,要点を以下にまとめておきます.

業務時間は,9時から17時(終了時間は業務内容によります.僕の場合,8件をこなしたので解放されたのは18時過ぎでした).

業務内容は,速やかに罹災証明を交付するため,県や市の職員の方と一緒に,申請者のご自宅へ伺い,被害状況を確認していきます.その際,現地まで案内(車移動)や,現場での写真撮影などは,行政職員の方が対応してくれました.僕の方では,建物所有者へ被害状況を丁寧に確認し,その上で,被害状況を記録しておきます.中には,図面がない現場や,図面があっても増築や改修されていて,図面と現状が大きく食い違っている案件もありますので,それも含め記録していきます.その際,細かく間取りを記録しようとすると時間がかかり過ぎてしまうので,最低でも1階と2階との面積比率を押さえましょう.ただし,簡易な平面形状でコンベックスなどで測定可能な場合は,行政職員の方と実測し,その結果を記録しておきましょう.

調査終了後,鴨川市役所へ戻って,被害状況を評価します.「被害の程度」と「その面積割合」で点数化していきます.
事前に,内閣府が公開されているコチラの解説をご覧になって,被害認定調査の手法を理解しておくとよいでしょう.

必要に応じて,柱などの傾きを計測するため,スマホに角度を測定できるアプリをインストールしておくとよいでしょう.筆記用具は,消すこともできるので,赤いフリクションペンが便利です.図面に描き込む際,第三者が見た時に赤い方がわかりやすいので.現地で効率的に図面などに書込みできるように,クリップボードも持参しておきましょう.また,被災者のご自宅の中へ入るためにスリッパも必要です.

実際に被害認定調査を行い,被災された皆さんの声をお聞きすることで,僕の建築に対する価値観が大きく揺さぶられます.被害にあいやすい建物の共通点も見えてきます.今後も継続して時間がとれる限り,被害認定調査の業務協力を継続していきます.


ura410 at 07:44│ │いすみ市物語 | 街づくり