ura410 (ウラシドウ) 物語

教育的ウラ指導という一級建築士育成活動を展開. こむずかしい建築知識について細かいことは無視して, 一級建築士試験に合格できるレベルに噛み砕いたぶっちゃけ解説を提供.

カテゴリ: デザイン

前回からの続きです.画像は,なんば(大阪)にあるレストラン「ムーラン」のエントランス脇にある階段です.右側に見える煉瓦(レンガ)の扱いに,以前,計画したコンペ案を思い出した.10年以上前の話となります.佐世保の新みなとターミナルの実施コンペでした.佐世保と ... もっと読む

東京都現代美術館の「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」というインスタレーションを見学.私が最も感動したのは,「私の場所はだれのもの?」という企画で,アーティストと地元で暮らす小学生がワークショップによってつくったこの作品です. ... もっと読む

ホームシアターファイルという雑誌の編集長をされていた川嶋さんから連絡を頂き,GLAS LUCE(グラスルーチェ)という商品について,新宿ショールームにて説明して頂きました.画像のように,黒いミラーガラスの裏側にモニターが設置されているため,TVをつけていない状態の時 ... もっと読む

' altHtml=' '> 先日,バックミンスター・フラーについてご紹介しました.コチラ.フラーが発明したドームは,今年(平成25年)の一級建築士学科試験にも出題されています.そのフラーが提唱した概念の一つがテンセグリティ(tensegrity)です.Tension(張力)とInte ... もっと読む

ウラ指導流にぶっちゃけ解説してしまうと,モダニズム,ポストモダン,ミニマリスト(必要最小限デザイン),脱構築主義(デコンストラクティブ)という流れ(詳細は,コチラ)で20世紀建築は移り変わっていきます.その前の時代の19世紀建築については,コチラ. ... もっと読む

モダニズム建築とは1920年代から60年代までの近代建築を言います.モダニズムでは,産業革命により大量生産されるようになった鉄・ガラス・コンクリートといった新素材を用い,また,装飾や象徴性は否定され,合理性,機能性が追求されました.その結果,地方色や文化色が薄 ... もっと読む

近年の本試験では,建築作品系の出題が増え始めています.特に,近代,現代建築.だったらこのブログで日本一分かりやすく,ウラ指導流のぶっちゃけ解説(コチラ)で近代,現代建築を紹介していこうじゃないか!そして,今年の出題を当ててみせようじゃないか!てな訳で今回 ... もっと読む

今年の一級建築士学科試験問題には,例年以上に保存・復元に関する問題が出題されています.ストック活用を成長戦略の主軸に据えたい国土交通省の意図を感じますね.いい傾向ですので,今後,学科試験に出題されそうな建築作品については,このブログやメルマガで積極的に紹 ... もっと読む

今日は,斎田夫妻との夫婦会.広尾のア・ニュでランチを楽しみました.お世話になっているひーちゃんに教えてもらったお店で,シェフがひーちゃんの古くからの友人です.シャンパンをサービスして頂き,帰り際は見送って頂きました.コースは,Menu de luxe(ムニュー ドゥ ... もっと読む

前回からの続きです.西棟にある天井.この部屋は,天井高をかせぐためにさお縁を用いてない.そのため,天井板を軽くさせる必要があり,天井板の幅を狭くし,その間に網代を組み込んでいます.意匠的にも軽く見えます.このデザインは,現代建築にも応用されており,例えば ... もっと読む

前回からの続きです.遠山邸は,東棟(農家風),中棟(書院造),西棟(数奇屋造)の3つの棟から成ります.  画像は,中棟の外観.実物は,写真以上にカッコいいです.内部空間も含め,敷地全体が凛(りん)としています.窮屈さや,格式ばった感じはなく,とにかく心地い ... もっと読む

本日は,遠山邸の見学会を開催.本川越からバスで20分(さらに徒歩15分)ほどの田園風景の中に静かな佇まいを見せていました.初めて訪れましたが,めちゃくちゃよかった!空間の戦闘力が高すぎます.お薦めです! 見学会に参加された皆さんにも大変喜んで頂けました.参加 ... もっと読む

いかに建築の知識を楽しく,面白く教えることが出来るか?そればかりを考えています.名称や数値の丸暗記ではなく,ストーリーで理解できるような解説を公開していきたい.それが私の理想です. 今回は,凱旋門,パリの改造計画,エッフェル塔,さらに,アールヌーヴォとい ... もっと読む

時間があれば西洋の絵画美術史を学んでいます.建築デザインに応用できる話が満載で面白い.もっと早くにこの面白さに気づけばよかった.画像は,印象派の代表作「印象、日の出(クロード・モネ作/1872年)」です.印象派という名前の由来となった作品.この作品が発表された ... もっと読む

今日は,世田谷で計画中のデザイナーズマンションの基本設計をオーナー様に提出.基本設計書には,プランはもちろん,空間のイメージやパース,仕上げ表,構造計画(見積に必要な主要構造部の部材寸法など),設備計画(給排水,空調,電気,室外機の配置とメンテナンスにつ ... もっと読む

スペインのトレドの街並み.見ているだけで引き込まれていきます.老後は,この街でくらしてみたいです. ... もっと読む

恵比寿で,「チャーリー・コールハース建築写真展」が15日まで開催されている.テーマは,メタボリズム(新陳代謝)の今.妻の友人で,私の後輩でもあるアヤちゃんより,案内を頂き,妻と二人で,久しぶりに恵比寿へお出かけ.会場は,マルタンマルジェラの2Fにあるギャラリ ... もっと読む

午前中は,オーナー様へ世田谷で計画中の集合住宅新築プロジェクトのプラン説明を行いました.今回は,高額賃貸物件としてデザイナーズマンションとして計画することに決定.画像は,先日,見学させて頂いた田園調布の集合住宅.堀部安嗣さんの設計です.アプローチや共用部 ... もっと読む

先日,大学の講義で黄金比と白銀比(はくぎんひ)についての授業を行いました.ともて懐かしいです.黄金比は,PSPの液晶画面や,iPod,マルボロのパッケージ,ピラミッドの高さと底辺の関係,パルテノン神殿のファサード,パリの凱旋門などに活用されています.白銀比は,A3 ... もっと読む

 染め絵作家である友人の冨山麻由子(染め絵)さんから出展案内を頂き,銀座松屋の8階大催場で開催されている銀座・手仕事直売所を見学してきました. 会場は盛況で,木工,陶器,磁器,ガラス,蚊帳ふきん,木綿,茶筒,竹細工,製本,雑貨,ステーショナリー等,様々な ... もっと読む

その6からの続きです.最後に,外部照明を紹介しておきます.エントランス上部にあるキャンチレバーの外部照明です.  ... もっと読む

その5からの続きです.さらにエントランスへ近づくと,床材はセメント版からコンクリート打ち放しへと変わります.縦横の目地の切り方(寸法)が絶妙にデザインされており,格好良く決まっています.写真でいうと,横の目地幅が小さい.アプローチの移動方向となる目地幅を ... もっと読む

1964年に開催された東京オリンピックに合わせて,1つの名建築が誕生する.それが,写真の国立代々木競技場です.正式名称は,国立代々木屋内総合競技場.竣工から46年が経つが,その存在感,デザイン力は全く揺るがない.先日,たまたま訪れたが,空間としての戦闘力の高さ ... もっと読む

前回からの続きです.上下にスティールの雨除けを設け,きちんと雨仕舞に対応しているためか,外壁に雨垂れがなく,非常に状態が綺麗で清潔感を感じます.窓を外部から見たところです. ... もっと読む

前回からの続きです.驚いたのが開口部.サッシではなく,障子がガラスのみとなっています.受材の四周にガスケットがあるだけというシンプルな構成.本当にこれで大丈夫なのか?と心配になるほど華奢なつくりとなっています. ... もっと読む

前回からの続きです.美術館内部は,撮影を避けました.写真は,3階の貸しギャラリーです.美術館の内装は全てw400mm×h200mmのコンクリートブロックがメインに使用され,建具やカウンターなどは,全てシナ合板.そのバランスが非常によく,適度の緊張感を保ちつつも,無骨 ... もっと読む

先日,ピアノの先生をされているyukaさんより,OZONEのクラフトマーケット2010に出展されるという連絡を頂いたので久しぶりにOZONEを訪れました.OZONEは,私の自宅から歩いて20分ほどの所にあります.建築系のショールームが揃っていたり,建築雑誌のバックナンバーを無料 ... もっと読む

先日,熊谷守一美術館を訪れました.設計は,岡秀世氏.コンクリート打ち放し,3階建の建物です.1985年竣工なので,もう25年も経つ建物だが,よい感じに街並みや風景になじんでいます. ... もっと読む

東京自主勉卒業生のフーコちゃんが,作品展を開催するという案内を頂いたので先日,観て来ました.写真は,会場風景です.フーコちゃんは,一級建築士合格後,様々な街角の風景をスケッチしております.数年前,ウラ指導の合格祝賀会で「今,スケッチにはまっているんです. ... もっと読む

何度がこのブログ上でも紹介してますが,私の故郷は,千葉県のいすみ市(旧,いすみ群)にあります. 長年,いすみ市で暮らした画家/稲邑先生の作品展が田園の美術館で開催するという案内を頂いたので拝見してきました.稲邑先生のアトリエ兼自邸(茂原市)は,私の事務所 ... もっと読む

さらに翌日,いよいよクライマックスとなる羽黒山へ.五重塔は,国宝建築物である.長い石段を下って谷へと降りていく.降りきったあたりで,振り返って石段を撮影した様子が写真です. ... もっと読む

三居倉庫付近で昼食を済ませた後,歩いて旧鐙屋(あぶみや)へ.鐙屋は,酒田を代表する廻船問屋で,江戸時代を通じて繁栄した商家です.町屋形式(=道路側に店舗,奥側に住居)で,内部に通り庭があります.あんまり期待しないで訪れたのが,ここの空間がカッコいい.とか ... もっと読む

首里城を見学した後,まだ微妙に時間が残っていたので中村家住宅を見学.中村家住宅は,戦前の沖縄における上層農家の住宅建築の特色をすべて備えている建物です.写真は,特色の一つであるヒンプン(顔隠し壁).正面の塀は,門の内外との仕切りで,外から直接母家が見通せ ... もっと読む

名護市市庁舎の次に,やちむんの里を見学. やちむんの里がある読谷村は那覇の壺屋と並ぶやちむん(=焼き物)の産地で,広大な敷地の中には14の窯元があり,多くの陶芸職人達が作品作りに精を出している.県内最大の登り窯「北窯(写真)」もあり,沖縄らしい赤瓦の建造物が ... もっと読む

四谷を歩いてたら古めかしいビルがあって,そこに写真のようなガラスブロックが使われていました.とても可愛かったので記録に残しておこうと思ったのですが,この写真だと良さがまったく伝わりませんね.ただ,実物は,めちゃくちゃ可愛かったんです. ... もっと読む

外部からメインロビーに入るとこんな感じです.床は,外部と同じ黒めのカラーコンクリートがほぼフラットに外部から写真のロビーへと連続しているため,内外が一体として連続している感じです.上部のダウンライトの中に仕込んだシートによって,1つのライトから大小6つほ ... もっと読む

先日,座・高円寺(設計/伊藤豊雄建築設計事務所)を見学してきました.この市民劇場は,噂どおりサーカス小屋のテント屋根のような感じで,丸い穴ポコがポコポコと開いているメッチャ存在感のある建物でした. ... もっと読む

安田丈治さんの個展「存在のミニアチュール」を観て来ました.毎年,楽しみにしています.テントを活用したアート作品を安田さん自身が手作りで作成しています.今回は,複数のテントが連結された作品.中がトンネル状になっております. ... もっと読む

六本木の国立新美術館にて,第95回光風会展が開催されました.その展示会に以前,私の事務所で自邸を設計させて頂いた画家の稲邑先生も作品を出展したという案内を頂き,先週末に観にいってきました. 高齢からの体の不調と戦いながら仕上げたという話を聞いていたのですが ... もっと読む

クライアントである外資系企業の受付ホールでみかけるスチールパイプと丸ガラスで構成されたテーブル(画像)が気になってました.たまたま,休日に家具の洋書をペラペラめくっていたら偶然,そのテーブルを発見! ... もっと読む

その1の続きです. 画像は,小聖堂の外壁仕上を撮影したもの.RCの打ち放しのテクスチャーにこだわっています.それが功を奏して,RCなのに,木のような自然な優しい雰囲気をかもし出しておりました.なるほど,こうするのかぁとよい勉強になりました.小聖堂の上部には,ガ ... もっと読む

その1からの続きです.画像は,岩崎美術館に収蔵されている黒田清輝画伯の「秋草」(下半身が切れてしまってます).難しいことはよく分からないが,素人鑑賞者として,地と字の関係というか,ボリューム感,動き,表情などが澄んだ清々しさを絶妙なバランスで表現していて圧 ... もっと読む

先日の熊本アートポリス視察旅行で見かけた芦北青少年の家の手摺.写真を整理していたら出てきましたので記事にしておきます.余談ですが,最近は,物忘れがかなり激しくなってます.メモっておかないとやるべきことをガッツリ忘れてしまうんですよね.手帳が完全に生活の ... もっと読む

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