第3回目のテーマは、「記憶のメカニズム」を取り上げます。

 

記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、「短期記憶」は通常20秒程しか保持できず、「長期記憶」は長い期間で覚えていられます。勉強は「短期記憶」で得た知識を「長期記憶」に移していく作業です。

記憶には4段階あります。

 ① 見た瞬間、意味が0秒で分かる。

 ② 思い出すのに数秒かかるが、意味は分かる。

 ③ 見たことはあるが思い出せない。

 ④ 見たことも聞いたこともない。

 ほとんどの学生は授業を④の状態からスタートします。1回授業を受けただけでは、潜在意識に知識を落としているだけで、練習をしなければ意味がありません。記憶を潜在意識から顕在意識0秒で引っ張ってこられるようにしなければなりません。

 つまり、勉強を最速化する秘訣は、②③の記憶に対して勉強し、①まで引き上げることです。(=復習ということになります。)

また、寝ているときは潜在意識が活性化して、「その日1日の記憶」が定着します。中学生・高校生は23時には眠りについた方がいいです。

(石井貴士 「1分間勉強法」参考)

 

夜遅くまでゲーム・パソコン・携帯・スマートフォンなどで夜更かししていると、記憶が定着せずに、なかなか学力が向上しない可能性があります。「寝る子は育つ」と言いますが、「体」だけでなく、「脳」も育つと思います。成長期は、睡眠時間の削り過ぎに注意してください。