舞監@日誌 since 2005

大阪在住、舞台監督・CQ塚本修(ツカモトオサム)の日記です。 観劇の感想や舞台用語の解説、たまに日々の出来事や劇団ガンダム情報も書いてます。 コメント・トラックバックは承認制ですので、すぐには反映されません。非公開希望の方はその旨お書き添え下さい。返信用アドレスも基本的には非公開にいたします。

2008年08月

【舞】枚方こどもミュージカル2008『スペース☆スペース ショウ・タイム!』

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枚方こどもミュージカル2008
『スペース☆・スペース
ショウ・タイム!』
脚本・総合演出/中神謙一
@枚方市市民会館大ホール
8/31(日)13:00〜、16:00〜

今年の枚方こどもミュージカルは七夕伝説の発祥を描いた、地球と宇宙の子供たちの感動と友情の物語。
再演とは言え、この脚本はとても良く出来ている。
ストーリーラインは非常にシンプルで、その分ストレートに心に響く。
どんなに覚悟していても、別れは悲しいと言うこと。
本当に大切なことは誰にも言う必要はなく、自分たちの胸にしまっておけば良い。
当たり前のことを素直に伝えることは子供にしか出来ない特権だと知らされる。
今日は子供たちにとって夏休み最後の日。
昨日の仕込みとリハーサルからの2日間。
この1ヵ月、歌とダンスと芝居の稽古に夏休みを返上し、思い出作りにひと夏を捧げた75人の集大成が実を結ぶ。
カーテンコールを待たずして、最後の曲を歌いながら、すでに子供たちは泣き始める。
75人の妖精たちの夏が、今日、幕を閉じた。

※画像はフライヤーとパンフレットと75人の集合写真。

【観】パノラマ党『天使×マキナ』

eb0414ab.JPGパノラマ党 第三回演劇公演
『天使×マキナ』
作/前西和成・村田元
演出/前西和成
@インディペンデントシアター2nd

パノラマ党の新作は手塚治虫作品に寄せるオマージュである。
もちろん手塚作品を知らなくても解る作りにはしてある。
が、この作品は手塚治虫あっての演劇作品であり、手塚作品を理解して見るならば、10倍以上楽しめる。
手塚治虫は自身の作品の中にも「スターシステム」を採用しており、映画や演劇のように、異なる作品に重なったキャラクター(俳優)が登場する。
本作においてもほぼ全ての登場人物は、役柄そのままに手塚キャラを演じ、それぞれの漫画作品をコラージュした作り方もマニア心をくすぐる。
既成作品に対するオマージュ的な重複構成は、オリゴ党やトランスパンダ、Baku-団等でも多く見られるが、ここまで忠実に内容踏襲した作品は稀であろう。
配役は適材適所で、美人女優をより美しく、可愛く見せる。
男前俳優をより格好良く見せる。
それなりの役者はそれなりに見せている。
歌う、踊る、闘う、撃つ、地鳴る、死ぬ、生き返る、まさにエンタメの王道である。
過去に未来に、パノラマ的に時間と手塚作品を行き来する構成は「火の鳥」を意識したものであり、不老不死、永遠の命が劇中で登場するあたりから、手塚治虫のライフワークでもあった「火の鳥」のテーマ、生と死と命の物語へと収束して行く。
この脚本が面白いのは、手塚治虫作品の中にアカシックレコードとパノラマ視現象を上手く組み合わせ融合させたことである。
アカシックレコードとは、人類や地球を含めた全宇宙の過去から未来までの歴史の全てを記憶、或いは記録した概念で、この作品においては手塚治虫世界を表す。
パノラマ視現象は、人が亡くなる刹那に、過去の自分の記憶をダイジェストで振り返る現象で、この作品においての舞台は登場人物がパノラマ視する記憶の中で、人々の記憶から記憶へと舞台も移り変わる。
前西作品は旗揚げで童話を、前作では少年探偵小説を、3作目は少年漫画をと、少年の冒険心を根底に据えた作品を配し、その都度に完成度を上げ、着実に力を付けている。
惜しむらくは終盤に説明台詞が多く、謎解きに時間を費やしてしまい、終盤までのスピーディーな流れと観劇者のリズムを崩してしまうことだ。
説明も謎解きも、最低限のヒントさえあれば良い。
観劇者が勝手に都合良く考えてくれる。
テンポを崩さず、よりスピーディーに一気に見せてしまいたい。
さて、この作品で一番面白いのは、劇中では一切触れてはいないが、実はこの作品自体が手塚治虫自身のパノラマ視現象になっていることだ。
この秘密に気付いた時、前西氏の頭の良さと、少年のような遊び心を再認識する。
今後も成長を続ける前西作品を、楽しみに注目したい。

※画像はフライヤー。
パノラマ党3作で染谷有香の上達は凄まじい。
堂々とヒロインを演じている。
W3の三人娘が歌って踊って大活躍だが、黒田純子が凄い。
あれだけ動いて汗ひとつ流さない。
劇中の手塚漫画の名台詞も嬉しいところだが、個人的には「ミクロイドS」と「サンダーマスク」の二段変身、「ユニコ」と「ふしぎなメルモ」は挿入したい作品である。
特にラストのウランはテーマ的にも「魔神ガロン」にしなければならないと思うが、いかがなものか、前西さん?

【観】月曜倶楽部『ウイングフィールドをやめる訳』

b556b1b4.jpg異・同分野交流サロン
「月曜倶楽部」
現代演劇は衰弱に向かっているのか!?'08
『ウイングフィールドをやめる訳』
@ウイングフィールド

ウイングフィールド(以下WF)主宰の福本年雄氏がWFを閉館する理由について会見を開く。
司会を演劇ライターの小堀純氏にお願いし、コメンテイターにDIVE理事を務める中村賢司氏を迎えて、福本さんは淡々と閉館にいたる理由を語る。
集まって観客は150名!
WFの客席に収容不可能な人数だ。
急遽舞台に桟敷席を3列増席し、続々と来る来客は立ち見をして頂いて、全員を収容する。
これだけ多くの方々にWFが愛されてきた証である。
もちろん当日に予定が立たなかったり、遠方で時間的な制約がある方の存在を考えると、WFを愛してやまない方々の数は膨大な人数となる。
閉館予定まで1年半余り。
今後福本さんがどのような決断を下すのかを見守るのではなく、各々がそれぞれの立場から確実に出来ることでWFに恩返しをすることが、WFだけでなく今後の関西小劇場の存続を微力ながらもサポートすることになる筈だ。

※画像はウイングフィールドの舞台。
WFホームページより拝借。

【G】日本SF大会あれこれ

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日本SF大会2日目。
今日はディーラーズルームで劇団ガンダム&がんだむ講談のグッズ販売のみ。
交代で出展作や企画を見て回る。
多すぎて書けない。
画像1枚目がパンフレットだが、この当日パンフだけでも約100ページある。
昨日の公演の影響もあり、相変わらずDVDがバカ売れする。
もちろんメインはがんだむ講談だが、劇団ガンダムのグッズも好調の売れ行き。
小ホールのスタッフを兼任する特権を最大に活かし、スタジオぬえの加藤直之氏にサインを頂く(画像2)。
加藤直之氏はもちろんSF画家でもあるが、古くは劇場版「宇宙戦艦ヤマト」のポスターを描き、最近ではバンダイから発売された1/350宇宙戦艦ヤマトのプラモデル(画像3)のパッケージイラストを描いていらっしゃる。
これは素晴らしい!
家宝決定。
さらにマンガ家にしてレイヤーの一本木蛮さんにサインをして貰う(画像4)。
蛮ちゃんは元祖ラムちゃんのコスプレ(画像5)で大ブレイクした、知る人ぞ知る中年のアイドルなのだ。
谷本司令も蛮ちゃんと握手して大興奮だ!
その他、宇宙刑事ギャバンはバトルフィーバーJのバトルケニアでお馴染みの特撮ヒーロー大葉健二氏や、ガンダムノベライズの林譲治氏からも、見事サインを入手したので報告しておく。

【G】劇団ガンダム番外公演『ザビ家疲労パーティー』

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劇団ガンダム番外公演
ドズル中将&ゼナ妃
ドズル・ザビ結婚披露宴2次会
『ザビ家疲労パーティー』
@レストランモリシタ
8/23(土)19:00〜

SF大会の本番を終え、ダッシュで岸和田から梅田へ。
愚弟ドズルの疲労パーティーへ向かう。
既に1時間経過。
150名もの来客と、プロレス風お色直しのあと「ジーク・ジオン!」にて乾杯。
その後は6組の余興タイム。
ドズル中隊によるコントと中隊解散宣言。
なんやねんマン。
オリゴ党と赤鼻のMS教室。
Mayの凄い踊り。
木馬亭ハロによる、がんだむ小噺「ガンガン、ラブラブ〜!」。
私はドズルとの約束で「新作がんだむ紙芝居」を披露する筈が、表紙を描いて力尽き、名作『少女椿』をダイジェストで披露し疲労する。
最後の大谷高校演劇部OGによる集団朗読劇がとても良い。
終宴後はもちろん3次会へ。
ドズリン、ゼナ妃、おめでとう!
披露パーティーと言うよりも疲労してパー!
披露宴と言うよりも劇団ガンダム番外公演!

※画像1枚目はドズル&ゼナ、ケーキカットの図。
画像2枚目はSF大会のメインキャラクター、おおねナナとアンドロイド・ナナ。
画像3枚目、手作りプラネタリウムと立体映像。
直径4mの手作りエアードームに定員12名ほどが入り、鍋に6000個のピンホールを空けたプラネタリウムを投影。
立体映像は赤青の立体メガネを着けて、全天球立体映像を見る。
これは凄い!
4枚目はKOBE鉄人PROJECTで無料配布されるペーパークラフトの鉄人28号。
5枚目、トニーたけざき氏デザインのペーパークラフト、シャア専用ボールのプラモデルパッケージ。
ガンダムAで見た実物が見られるとは!

【舞】日本SF大会『夏だ!DAICONガンダム祭り』

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日本SF大会DAICON7
劇団ガンダム&がんだむ講談
『夏だ!DAICONガンダム祭り』
構成/旭堂南半球
@岸和田浪切ホール
8/23(土)16:30〜18:30

豪華ゲストを迎えての2時間の無料公演は大入りとなった。
キャパ300名のホールは開演後も入場者が増え続け、観客席の後方は立ち見客でごった返す大盛況となる。
では、内容を振り返ってみたい。
OP劇Gテーマソング『大佐の速さに追いついて』
映像を改良しての御披露目。
ギレン演説『ガルマ国葬』
これも映像を改良。
観客のノリが良く「坊やだからさ」も数人が連呼、「ジークジオン」は大合唱に!
コント『フレンG』(シャア・ララァ・アムロ編)
シャア面、等の小道具を出しての新演出。
何をやっても笑う客。
がんだむ講談『ランバ・ラル特攻』
南半球氏がこれまで培ってきた試行錯誤が結集した、最良最高作品である。
素晴らしい。
映像『ガンダム報道放送局』
1/1ガンダム大地に立つ、御大降臨の新作報道を追加。
お遊びコーナー『物販ショー』
DVD販売のためのコーナー。
1/1ガンダムをバトンに吊る。
舞台の高さは6.3mで、膝下しか見えない。
コント『ジオン女子校』
コム斎のMS教室。
挿入歌『ラストフライ』
ララァコスプレによる熱唱。
ゲストコーナー『ぬまっちさんライブ』
ぬまっちさんの教室ネタ。
ガンダムキャラクターの出席をとります。
ED予告映像『劇団逆襲のシャア予告』
ガルマ渾身の予告編。
来春、劇団逆襲のシャア公演予定。
次報を待て!
トークショー『ガンダムの創造力』
がんだむ講談・旭堂南半球、シャア芸人・ぬまっち、ガンパロマンガ・トニーたけざき、ガンダムノベライズ・林譲治、ガンダムゲーム監督・徳島雅彦、5名によるガチンコトーク。
の筈が、始まった時には既にトニーさんは泥酔状態。
数々の暴言を吐きまくり、ついにはトーク中に熟睡!
さらに最後の挨拶は「ジークジオン」を辞めて「テム・レイ!」を絶叫。
トニー氏はこの泥酔トークで見事「暗黒星雲賞」を受賞!

※画像1枚目は「劇G&G談」の共闘ロゴ。
2枚目はタウンミーティング「ガンダムトーク」の図。
見よ、1/1ガンダムの脚がデカさ!
3枚目は豪華ゲスト陣集合の図。
4枚目がトニー氏に頂戴したサイン色紙。
サクがいっぱい、シークシオン!
5枚目はDAICON7のオープニング特撮ムービー『ナナの大冒険』(トビィ三好監督)のDVD。
びっくりするくらいクダラない!
次回作の予告編!?「ナナの大暴走」が面白い。

【G】日本SF大会『DAICON7』

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劇団ガンダム&がんだむ講談の共同参加イベント「第47回日本SF大会」『DAICON7』(@岸和田浪切ホール)が明日に迫る。
そのイベントの無料で一般公開される小ホールイベントに、8/23(土)16:30〜18:30『がんだむ講談』&『ガンダム対談トークショー』が開催される。
内容は以下の通り。
劇Gテーマソング『大佐の速さに追いついて』
映像『ガルマ国葬』
コント『フレンG』
G談『ランバ・ラル特攻』
映像『ガンダム放送局』
お遊びコーナー『物販紹介』
コント『ジオン女子校』
挿入歌『ラストフライ』
ゲストコーナー『ぬまっちさん』
次回予告映像『劇団・逆襲のシャア』
トークショー『ガンダムの創造力』

トークショーは、ガンパロマンガのトニーたけざき氏、ガンダム小説の林譲治氏、ガンダムゲームの徳島雅彦監督、シャア芸人ぬまっち氏を迎え、旭堂南半球氏の司会でガンダムの創造力について熱く語る。
また8/23(土)9:00〜21:00、8/24(日)9:00〜16:00には劇団ガンダム&がんだむ講談が共同でディーラーズルームへ出店する。
また当日は入籍を無事済ませたばかりの愚弟ドズル中将&ゼナ妃の晴れの挙式でもあり、19:00からの披露パーティーには岸和田のコロニーから大人数移住計画を遂行する。
なお、会場の岸和田市立浪切ホールは、日本橋オタロードをまっすぐ南に旧紀州街道を徒歩約26km、南海本線岸和田駅(難波から急行で25分)より西へ徒歩10分だ。

※画像は大会ポスターと、一番最初のフライヤー。
3枚目は本日の朝日新聞夕刊に載った記事。

【観】本若×ケービーズ『かわうそくよう』

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『かわうそくよう』
作・演出/岡野真大
@シアトリカル應典院

エンタメの劇団が、本公演の合間や次の本公演までの繋ぎに番外公演として小スペースで会話劇や静かな演劇を演ることがある。
期待して観に行くと肩すかしを食らう。
本公演での活劇俳優や看板女優が、会話劇では霞んでしまうことが時々ある。
概ね大袈裟な演技と、演出力のなさが原因だ。
作・演出の岡野くんはこの辺りをよく理解しているので、会話劇としてギリギリ成立するラインを狙って物語は構成されている。
舞台はある田舎町の夏祭り。
この町では28歳になる青年が、祭りの主役を務める慣わしがある。
高校卒業後、都会に出た者もあり、10年振りに一同が顔を合わせることになる。
もっとも物語らしい物語はない。
これは日常のスケッチだからだ。
結末のない、今後も継続するであろう物語。
結末はそれぞれの観客が、自分で見つければ良い。
居なくなったカワウソは、どこに行ったのだろう。
10年の月日は、何を変化させるのだろう。
誰が成長し、誰が成長しなかったのか。
キーワードはたくさん隠されている。
しかし一番大切なことは、今後どう変わって行くかだ。
これ以上は書かない。
是非見て欲しい。

※画像はフライヤー。

【観】アトリエサンクス『スターの星』

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『スターの星』
作・演出/渡辺アキラ
@一心寺シアター倶楽

何と既に30回目の公演を迎えるアトリエサンクスだが、意外にも私は初見である。
上演時間は長いものの、さすがに脚本も構成もしっかりしている。
役者もそれぞれ個性的で要所に配された役者は上手い。
つまり安心して見ていられる。
舞台転換の演出はまだまだ改良の余地はあるが、回数をこなせば益々スムーズになるだろう。
物語は古き良き浪花節である。
もちろん現代の話なので、大阪の人情味ある熱い心と、ケバいまでの大阪根性丸出しの作品となっている。
これは大いに東京公演を意識しての脚本だろうが、大阪より東京の方がスンナリ受け入れられるように思う。
手厳しい意見を求められたので、敢えて言うなら予定調和の物語が、面白さを半減している。
主人公が絶対に不幸にならない結末をあらかじめ予測してしまい、エンディングがどうなるかを予想されてしまう。
もちろん観客はハッピーエンドを期待しているし、劇団の持ち味も「あったかい」エンタメなのだ。
ならば観客の予想を裏切る、裏の裏を描いたハッピーエンドを用意しなければならない。
観客に安心感を持って観劇させることは悪くない。
だが良い意味で安心感を裏切って、誰も予想のつかない、どんでん返しの結末を期待したい。

※画像はフライヤー。

【観】WPリーディング芝居『ぼくのきみ』

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『ぼくのきみ』
原作/A.M.ホームズ「リアル・ドール」
構成・演出/三好淑子
@地中海料理プリシャス

WPは三好淑子の妄想を形にした小作品。
すでに6回目を迎えると言う。
ほとんど誰も知らないのは、僅か25席のキャパシティと、告知がメールのみにて直前に行われるためだろう。
しかしそれで十分だ。
少人数の出演者で、お芝居好きの知り合いと観客が数名寄れば、たちまち満席になってしまう。
何故か演出に目覚めてしまった三好淑子が、ない知恵を絞りに絞り、独特の美的センスとトンチンカンな思考回路で描く、誰も真似の出来ない新感覚の演劇である。
今回はニュートラルの大沢秋生氏と、三好淑子を最もよく知る女優の一人、後藤七重の二人芝居。
構成は大沢氏のリーディング7割と、3割の二人芝居で紡ぐ物語。
原作の「リアル・ドール」がかなり面白い。
思春期を迎えた男子が、妹の部屋に置かれたバービー人形に恋をする。
男の子は妹の留守に部屋に忍び込み、バービー人形との恋を夢想する。
性別は違えど、そのまま三好淑子本人の話である。
多分、精神年齢も近い。
この物語は、本来は妹に恋する兄の話であろう。
人形を通して妹に思いを馳せる、偏執狂的な兄を大人の大沢氏がナチュラルに演じる。
七重嬢はバービー人形を演じる。
表情を出したり消したりするスイッチのON・OFFが気持ち良い。
1回切りではもったいない作品だ。

※画像はプリシャス外観。

【観】一心寺恐怖百物語『たちけて』他

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一心寺恐怖百物語
戦慄ホラー演劇『たちけて』
怪談『新耳袋』絶叫トーク
秘蔵心霊映像「幽-Tube」
総合プロデュース 作・演出/伊藤えん魔(ファントマ)
@一心寺シアター倶楽

久しぶりに観た「一心寺恐怖百物語」は楽日なこともあり3時間のボリューム。
『たちけて』は豪華キャストによるホラーミステリー。
オチの効いたミステリーに仕上がっているが、怖さは足りない。
いや、このキャストでホラーはどうかとも思う。
ホラーコメディミステリーと言ったところか?
怪談『新耳袋』の著者で怪異蒐集家、木原浩勝氏を招いてのトークライブは今回の目玉企画で、この怪談噺はマジで怖い。
「幽-Tube」は心霊写真と恐怖動画をえん魔氏が集め、編集したものをスクリーンに投影しながら語るトークイベント。
笑いと恐怖のバランスが良い。
これは本物だけあって、本当に怖い。
この長寿企画はすでに十数年になると思うが、すっかりホラーバラエティーとして、その地位を確立している。
何と本日、木原浩勝氏が来年の「百物語」に参加表明!
ますます面白くなるゾ〜。

※画像はフライヤーと、木原氏の最新刊『初音怪談』(女優・松嶋初音との共著)。
サインを頂戴したゾ〜。

【観】PIECE OF PEACE『レゴ』で作った世界遺産展 PART-2

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PIECE OF PEACE
『レゴ』で作った世界遺産展 PART-2
@堂島リバーフォーラム
8/11(月)〜31(日)11:00〜20:00
大人300円・小学校100円・小学校未満無料

大阪で初開催となるLEGOで作った世界遺産展が堂島リバーフォーラムでやってるぞ。
堂島リバーフォーラムは新ABCホールの隣、川沿いに在る。
これは凄い!
絶対行きなさい!
26物件の世界遺産を忠実に再現している。
しかも撮影は個人作品を除いて自由なのだ!
日本全国巡業中。
詳細は↓
http://www.pofp.jp/about.html

※画像は入口看板と作品の数々。
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