舞監@日誌 since 2005

大阪在住、舞台監督・CQ塚本修(ツカモトオサム)の日記です。 観劇の感想や舞台用語の解説、たまに日々の出来事や劇団ガンダム情報も書いてます。 コメント・トラックバックは承認制ですので、すぐには反映されません。非公開希望の方はその旨お書き添え下さい。返信用アドレスも基本的には非公開にいたします。

2016年07月

『夜会』-final season-

「夜会」からのお誘いです。
大竹野正典が他界して今日で7年になりました。
大竹野が心血を注いで創作して来た舞台作品の中で、記録映像として現存する舞台作品を2014年9月から今日まで、28作品を毎月見て参りました。
記録映像とは思えぬ生の迫力を感じるのは、作品自体に込められた強い力が映像から溢れ出し、見る者に伝わるからだと思います。
先月の上映作品で大竹野正典が生前に遺した作品の記録映像は全て終了し、「犬の事ム所〜くじら企画」のほぼ全作品を見終えました。
どの作品からも強く感じるのは、やはり作品の持つポテンシャルの高さと作品から伝わって来るエネルギーの強さでした。
大竹野正典が如何に偉大な劇作家で在ったかを改めて認識すると共に、二度と新たな大竹野作品は観られないと言う事実が残念で、終わりに近付いたこのささやかな上映会が愛しく大切に感じられるのです。

2016年後半の7月〜12月、いよいよ最後の作品群となる大竹野の没後に催された追悼公演3作品と劇集成の出版記念公演3作品を、発表順に毎月1本ずつ上映して行きます。
大竹野作品の中から選り抜きの6本を、初演以上のクォリティで再現した、大竹野作品の真髄を余すことなく堪能できる、お薦めの作品ばかりです。
見逃した公演ならもちろんのこと、ご覧になった作品も是非この機会に今一度ご覧頂きたく思います。
記録映像とは言え、生の舞台を見るのと変わりのない臨場感と、観劇するに等しい感動をお約束します。
これまでに一度も大竹野作品に触れたことのない人には、切に見て欲しく思います。
人生を変えるほどの衝撃を共有して欲しいのです。
どうかお見逃しの無きよう、是非ともお越し下さいませ。
会費は僅か500円です。
初参加は無料です。


大竹野正典演劇映像資料鑑賞の集い
「夜会」
会費:500円(初回会費無料・ワンドリンク付)
会場:天六音太小屋A(2階)
時間:各回19:30〜(開場は上映の10分前から)
予約・問合せ:特に予約は不要です。問合せは、くじら企画またはご返信を。
日程:以下の通り

7月20日(水)
『サラサーテの盤』
2010年8月・追悼公演@精華小劇場

8月24日(水)
『密会』
2010年10月・追悼公演@ウイングフィールド

9月某日
『山の声』
2011年1月・追悼公演@インディペンデントシアター2nd

10月某日
『夜が掴む』
2012年7月・出版公演@ウイングフィールド

11月某日
『ドアの向こうの薔薇』
2013年7月・出版公演@ウイングフィールド

12月
『夜、ナク、鳥』
2014年7月・出版公演@アイホール

『古賀かつゆきに集う会』7/12

757f5e63.jpg7月12日(火)、大阪天満宮の近くに在る朝陽会館に於いて、来場者多数のため15時から2時間毎の3部構成で行われた古賀かつゆき氏とのお別れ会『古賀かつゆきに集う会』は、大勢の参加者に支えられ無事終了いたしましたことをご報告申し上げます。

朝陽会館には3階に能舞台が在り、この日は特別に通常ステージとしての使用許可を頂き、多方面からの参加出演者により延々6時間に渡ってメインステージに手向けられた作品群は、弾き語り、口上、記録映像、紙芝居、一人芝居、朗読、スピーチ、対談、映画、義太夫、独鼓・謡、連吟、等々と、実にバラエティに富んだ短編集で、かつてスペース・ゼロで様々なジャンルの小作品を集めて、2度ほど企画開催されたゼロプロデュース『アイドラーズ』そのもので、図らずもこの集う会は、古賀かつゆき氏に呼ばれて集まめられた『アイドラーズ掘戮任△辰燭里世隼廚┐襦
これこそはプロデューサー古賀かつゆき氏による、最後のプロデュース作品に違いない。
スタッフも出演者も、古賀氏にまたもや騙されて、ノーギャラで働かされた訳である。
まんまとしてやられた!
実に古賀さんらしい遣り口だ。
集う会最後の締め括りに古賀氏の奥さまがご挨拶をされ、アイドラーズ靴亘襪鯤弔犬拭

会場各所に置かれた古賀さんと奥さまから皆さまに宛てたメッセージが在るので掲載します。
肺癌と診断され僅か3ヶ月で古賀さんは逝きました。
筆まめな方でしたから、さぞかし別れの挨拶を遺したかったろうと思います。
病魔に容赦はなく、凄まじい速さで体力と気力を奪い取っていく様が、お二人の文章から窺えます。
記しておきたいコトや思い出を綴り始めるとキリがなく、いつかの機会に委ねましょう。
取り急ぎ、ご報告まで。
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