『Aangel Tear〜人形の見る夢〜』
作/緋村カズキ
演出/山本蛍
@ウイングフィールド

数年前のHPFで観た作品の再演である。
この物語は舞台セットの配置をよく考えれば、転換なしで上演出来る筈である。
場面も特に変える必要はない。
舞台は人形師の自宅工房室内。
バックは室内ぽくホリゾントを使用している。
転換は明転処理(ブルー場転換)で、転換の間を独白で埋めている。
基本的に転換中は音楽を入れた方が良い。
明転で板付きの間が長いので、ラストはセリフを吐きながらそれぞれの定位置に歩いて行けば良い。
さらに印象的なラストシーンになった筈だ。

追記
小道具を疎かにしてはいけない。
劇場の制約上、使用できないモノは別として、揃えられる物は揃えるべきである。
マイム処理は悪い訳ではないが、具体的に在る物と無い物を混在させてはいけないし、混乱を招くのみである。
小道具が無いと言う演出的意味を持つことを理解しなければならない。
役者は基礎訓練を!
声は良く通るものの、全員ほぼ棒立ちで舞台上を動けない。
全員が前に出過ぎで一列芝居が多い。
腕を組んだり、腰に手を添えたり、後ろ手に組んだり、自分の動きを封じる姿勢は取らない練習をしよう。
演出は皆の動きや配置を常に気を配ろう。
演出不在を強く感じる。