b43f7e70.JPGトイガーデン#3
『作者を探す66億人の登場人物』
原作/ルイジ・ピランデッロ「作者を探す六人の登場人物」より
脚本・演出/安武剛
@アトリエSーpace

Sーpaceの1周年企画「裸の劇場」参加作品にトイガーデンが選んだのは、ノーベル文学賞受賞作家ピランデッロの代表作「作者を探す六人の登場人物」である。
作品は作者の意図通り、かなり「ヒドいもの」となった。
「裸の劇場」の企画としては、ほぼ100%主旨に則した作品である。
何しろ入場すると、何もない!
いや、平台や箱馬や脚立等の舞台備品が片付けられ、いわゆる空の状態となっている。
照明や音響の機材は一切使用しない。
「作者を探す六人の登場人物」の設定通り、稽古場で登場人物たちが作者を探す体裁の演劇を、観客ごと登場人物として交え、演劇として成立し得るかと言う実験演劇である。
もちろん「裸の劇場」を履き違えている。
本来は舞台装置を使用せず、素舞台で役者の演技と演出で勝負するのが主旨である。
しかし、こんなのもありだろうと発表してしまうところが、トイガーデンの良さであり、この劇団の最も評価する部分の一つなのだ。
もちろん作品は大変ヒドいもので、見る価値があるかと問われれば、ハッキリ無い!と答える。

※画像はフライヤー。
私はトイガーデンのチラシが好きだ。
いつも舞台で挨拶をする安武くんを見るだけで話したこともないが、多分私は安武くんが好きだ。
直感で判る。