8/3(土)2019HPF
箕面・豊島高校
『ヒーローズ・オーバータイム』
作/塩切千春×山
演出/春次未希
@一心寺シアター倶楽

HPF2019の最終日、一心寺シアター倶楽を締めくくるのは豊島と箕面の合同チーム。
舞台奥に中央を高くした二重舞台、二重舞台の両側に台上に昇る階段、前舞台の中央に机と椅子を設える。
内容は得意のドタバタコメディである。
学園の56周年記念祭にヒーローショーを企画する面々。
小ネタとギャグとボケ満載でサクサク進行するのは良いが、内容が薄くて浅いため、もう少し作り込んでも良いと思う。
かつてこの町を守り抜いた旧ヒーローたちの現在の落ちぶれた姿と新シーローの対比から、物語は幾らでも膨らませられる。
ワンシーンが短く、挿入曲が多過ぎる。
ワンシーンは短くてもサクサク進行すれば良いのだ。
だが転換を挟む場面では、転換がそこそこ複雑で、舞台中央の机や椅子を移動させるのと上手のカウンターを組むのを同時に行うのは困難で、悪戯に転換時間を費やしてしまう。
そのため進行がテンポ良く進まず停滞気味である。
ドタバタコメディでは転換を極力省き、装置を移動させることなく前シーンと同じ配置のまま、異なる場所だと観客が解る工夫を施したい。
出演者は全員が元気いっぱいで、心底演劇を楽しんでる姿がとでも心地よい。