裏コクワ

旧コクワガタ・クラブ、リニューアル?

スジクワガタ

足切

8e5ac15e.jpg♂2♀1で入れているスジクワガタのケースを開ける。

多摩川で掘ってきた幼虫が昨夏羽化し、秋も半ばになってエサを食い出した。無添加マットに硬い材、後食開始して日も浅いし時は既に冬間近、産んでも産まなくてもどっちでもいいよ〜的、雑なセットで。同時期にセットしたコクワが不発だったため、開けないまま放置、春になってエサくらいはたまに換えてたけどね。

すっかりマットが変色し、ダニが跋扈する姿も目につき、ああこりゃもうイカンな、と。ケースの外からは幼虫の痕跡は確認できず、産まずに冬眠したんだと思ってた。

フタを開けると、マットの上を歩いてた♂1を確保。材をどけると♂がもう1匹、でも何か変だ、脚が前2本しか残ってない、中脚後脚の4本は根元から失くなって、息絶えていた。マットをちょっと掘ると♀、コイツも右の後脚が1本失くなっている。この数ヶ月、一体全体どんな阿鼻叫喚の世界が展開したのだろう?このちっこいスジクワガタ達、見かけによらず凶暴なヤツらだな。

♀は「脚が1本無い」という現実を受け入れられないのか、歩くのに、しょっちゅうひっくり返っている。

さて、ケースを洗うべく残ったマットを取り除いていくと、なんと予想外の初齢幼虫を1匹発見。慎重に探るもマットの中にはそれ以上見つからず。念のためにと材を割ると二齢幼虫を1匹発見。合計2匹の幼虫を得た。いるとは思っていなかったから用意もなく、交換後ほとんど食わずに蛹化した、これもスジクワガタの♂蛹が入っている菌糸ビンにまとめて投入。羽化までもうすぐ、蛹室は幸いにもかなり上の方にあるから、成虫は早めに取り出すことにして。

春花

e5764ed9.jpgつーことで、51mmコクワのゴドルフィンの繁殖相手を確かめるべく、越冬組用開かずのトロ箱を探る。ここに多摩川系30mm♀が容れてある。

この♀の入ったカップを取り出そうと箱の中を調べる。特に温度管理もせず部屋の中で放ってある発泡スチロールのこの箱、温度計は中の温度が15.2度であることを指し示している。

あれ?この♀の入ったのとは別のケースで、何かが動いているぞ。

スジクワガタの♂が、止まり木にくっついてモソモソしていた。冬になる前に、マットに潜ったまま出てこなくなったヤツだ!!オマエ、ちゃんと元気でいたんだな。いや、スッゴイ嬉しいぞ。

新しいゼリーを入れて元へ戻す。出てくるには、まだチョット早いぞ。今朝は初雪が降ったんだぜ。もうしばらく休んどけ。
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