2015年07月09日

世界人たれ

世界救世(メシヤ)教教祖・岡田茂吉が昭和26年に
『世界人たれ』という論文を発表しました。

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世界人たれ
 これからの人間は世界人にならなければ駄目だ。これについて面白い話がある。
 終戦直後ある軍人上がりの人が私の所へ来て、忿懣に堪えない面持ちで「今度の降伏はどう考えても分からない。実に怪しからん」と言って、憤慨しながら話しかけるのだが、私の方はサッパリ気が乗らないので、彼は呆れたらしく曰く「先生は日本人ですか」と質くから、即座に私は「日本人じゃない」と答えると、彼はギョッとして、震えながら「では何処の国の人間ですか」と質き返すので、私は言ってやった。「つまり世界人なんですよ」。
 その言葉に、彼はポカンと気の抜けたような顔をして、その意味の納得のゆくまで説明してくれろと言うので、私も色々話してやったが、今それを土台にしてかいてみよう。
 元来日本人とか支那人(※原文ママ)とか言って、差別をつけるのが第一間違っている。
 アノ頃の日本人がそれで、日清、日露の二回の戦役に勝ち、急に一等国の仲間入りをしたので逆上せ上がり、日本は神国なりなどと、何か特別の国のように思ったり、思わせたりして、遂にアノような戦争まで引き起こしたのである。
 そんな訳だから、他国民を犬猫のように侮蔑し、その国の人間を殺すなど何とも思わず、思いのままに他国を荒し廻ったので、遂に今日のような敗戦の憂き目を見る事になったのである。
 そのように自分の国さえよけりゃ、人の国などどうなってもいいというような思想がある限り、到底世界の平和は望めないのである。これを日本の国だけとして例えてみても分かる。丁度県と県との争いのようなものとしたら、日本内の事であるから、言わば兄弟同志の食み合いで、簡単に型がつくに決まっている。
 この道理を世界的に押し拡げればいいのである。彼の明治大帝の御製にある有名な"四方の海 みな同胞と思ふ世に など波風の立ち騒ぐらむ"即ちこれである。
 みんなこの考えになれば、明日からでも世界平和は成り立つのである。全人類が右のような広い気持ちになったとしたら、世界中どの国も内輪同志という訳で、戦争など起こりよう訳がないではないか。
 この理によって今日でも何々主義、何々思想などといって、その仲間のグループを作り、他を仇のように思ったり、ヤレ国是だとか、何国魂とか、何々国家主義だとか、神国などと言って、一人よがりの思想がその国を過らせるのみか、世界平和の妨害ともなるのである。
 だからこの際少なくとも日本人全体は、今度の講和を記念として世界人となり、今までの小乗的考えを揚棄し、大乗的考えになる事である。これが今後の世界における最も進歩的思想であって、世界はこの種の人間を必要とするのである。
 話は違うが宗教などもそれと同じで、何々教だとか、何々宗、何々派などといって、派閥など作るのは最早時代遅れである。ところが自慢じゃないが本教である。本教が他の宗教に対して、"触るるな"などというケチな考えは聊かもない。
 というのは本教は全人類を融和させ、世界を一家の如くする平和主義であるからで、この意味において、本教では如何なる宗教でも仲間同志と心得、お互いに手を携え仲良く進もうとするのである。(昭26・10・3)「神書」救世神教刊より

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幕末、何々藩というくくりから、日本人へと意識が変わりました。
今後は、日本人から地球人への意識変革が必要ではないでしょうか?

このままでは・・・。


uranaiteishu_kazann at 13:43コメント(0)トラックバック(0)岡田茂吉  

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