2015年01月29日

臨時議会概況報告:組織の体をなしていない浦添市政の現状

 昨日浦添市議会の臨時議会が開会され、先日の私のブログでも紹介したように6本の議案が上程され、すべての議案が可決されました。

 今日のブログでは昨日の臨時議会の様子を私から見た視点で書き綴っていきたいと思います。

 まずは先日のブログでも紹介し、新聞報道もあった条例違反の契約に関する議案についてですが、トップバッターとして私がまずは質していきました。

 私が真っ先に指摘したことは、事実の公表が先に行われるべきであり、事実を公表しないままに議案上程をし、議会から説明を求められるまで経過説明が一切なかったことに対しての苦言でした。

 もしかすると異なる考え方をお持ちの方もおられるかもしれませんが、私としては行政の中で問題が発覚した場合には直ちに事実を公表した上でお詫びをし、問題に対しての対処方法を明らかにしていくという手法がとられるべきだと考えますが、今回の浦添市の対応は問題が発覚した後にその問題を解決するために臨時議会に追加議案として提出することだけを考え、事実を公表することを怠っていました。

 次に今回の一連の契約手続きを進めていく中で合議制がとられていたのにも関わらず、契約が締結されても誰も気が付いていなかったことは致命的でした。議案質疑をするまで私は教育委員会の中で発生したことなので、決裁は教育委員会内部に留まっていたと想定していましたが、実際には総務部長や副市長に至るまで決裁がまわっており、浦添市のトップ達の目の前を通りながらも条例違反で法律的に無効な契約が締結されていたことは衝撃的でした。

 これまで浦添市では、市内中学校における校納金着服問題、教育委員会の文書改ざん問題、てだこウォーク事務局での公金着服問題、固定資産税の評価ミスの問題、西海岸開発に関する不適切な事務問題などなど本当に数多くの不祥事が発生してきており、その度に繰り返され、今回も答弁にあった「再発防止」という言葉をもはや額面通りに受け止めるのは厳しい状況になってきています。

 ましてや今回の臨時議会には西海岸開発に関する不適切な事務に関して責任を取る意味で松本市長は給与の10分の1を2か月減額する議案が上程されているのにも関わらず、新たな不祥事が明らかになる状況にあきれるを通り越して空しい気持ちにもなってしまいます。

 私が浦添市議会でお仕事をさせていただいて14年、さらには私の先輩同僚議員でもある又吉謙一議員が浦添市議会に在籍して30年の間にもここまで立て続けに不祥事や不適切な事務が続いたことは過去にはありません。

 これまでしっかりとした組織運営をしてきた浦添市がなぜにここまでの状態になってしまったかということを今一度検証し、組織体制の強化、市民から今一度信頼を取り戻していくために必要なことをすべて実行していただきたいと思います。

 最後に今回の問題を発見したのは負担行為の手続きをチェックした会計課でした。会計をチェックする部署なので普段は特に目立つことはありませんが、ここでチェックを漏らしていれば金銭の支出が発生していたことを考えれば、今回の会計課の働きには感謝です。もちろん、通常業務を行ったまで、ということではありますが、与えられた役割をきちっと果たしていくということの大切さに気づかされた一件でした。

 今回の件に関してはもう少し言及したいこともありますが、現在議会事務局に動画のコピーを申請していますので、次回動画での報告も行いながら改めて追記していきたいと思います。

 写真は昨日の臨時議会の様子を伝えた新聞記事。
臨時議会の報道記事タイムス

臨時議会報道記事新報

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uraosoi at 11:04│Comments(0)TrackBack(0)

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livedoor プロフィール

又吉健太郎

沖縄県浦添市議会議員(42歳)
26歳より浦添市議会議員を16年勤め、浦添市政に引き続き関心を持ちつつも現在は経営コンサルタントとして活動しています。
メールアドレスは:
office.kentaro@gmail.com
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