2004年12月

2004年12月29日

雪である。コミケである。

160ddd14.jpgうーん、雪になってしまいましたね。
ウチは明日なのだけれど…平気かなぁ。
さすがにもう明朝には止んでるとは思うけど…

でもこれでコピー新刊はほぼ100%ムリと決定いたしました。
これでは車も出したくないし。(じつは運転して15年、雪の日は一切乗らないことに決めている)
とりあえず、夏のときに間に合わなかった本をメインで持っていきます。

あ、いちおうスペースNo.なぞを。
東 キ-09b、サークル『FITS PROJECT』です。
近くへお越しの際は立ち寄ってみてくださいね。

あと、HP開設の告知チラシを配布の予定。
間もなくアドレス発表します。よろしく。

urashima_area41 at 15:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)だらだら日記。 

2004年12月28日

制作中。

cbec9722.jpg相も変わらず例の如く、冬コミの準備の季節なのだが…
じつはHPを立ち上げようと準備をしていることもあって、今回はひょっとしたらコピー本さえ出せないかもしれません。
まあ、夏に間に合わなかったコピー本がまだまだあるので、そっちで何とか体裁は…ということもあるんですが。すんません。

ひょっとしたらまた気まぐれで薄いやつを作るかもしれないケド…たぶん今回はだめだろうなぁ。

と、いうことで現在はそのHPにアップする用の絵を制作中。
なんとか年内にはOPENさせたいと思うんですが…はたしてどうなるやら。

あ、ついでの話ですが、今回は新年のごあいさつは控えさせていただきます。
無二の友を失くしたので、我儘ではありますが、ご容赦ください…

urashima_area41 at 04:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)だらだら日記。 

2004年12月22日

『ポーラー・エクスプレス』をもう8%くらい楽しむ方法。

もうそろそろクリスマス。まぁ、公開からけっこう日が経ってますし、特にネタを明かしても作品の楽しさには影響が無いと思いますが…一応、ネタバレありですので、どうか予めご容赦を。

てことで、『ポーラー・エクスプレス』。
主人公は白人少年、そこに主にからむ女の子は黒人と、この映画は一見人種的バランスを取っているように見える…のだが、実はここには大きなトリックが潜んでいるんだな。
まず主人公の家庭環境はそれなりの米国の平均よりは(おそらく)少しはいい生活レベル。でも、それはまだ序の口に過ぎない。その主人公の次に列車に乗り込むのは、物語上ではあくまでも「隣の町」ではあるが、彼の住む地域はどう見ても主人公の生活圏よりも低い。彼は「貧乏な白人」、ホワイト・トラッシュなのだ。そのホワイト・トラッシュを主人公の「お情けで」乗車させてやり、列車は夢の国へと向かう。
主人公の隣りに座るメガネの「知ったかぶりっ子」は勿論ユダヤ人の象徴。…そう、この映画は寓話を借りたWASPの映画なのである。
となればここでのサンタクロースはKING、あるいは大統領。だからそのKINGの象徴である「サンタの鈴」は黒人の女なんかにゃあ当然やれない。でもがんばってるから彼女には「リーダー」=労働者のトップの地位くらいやっとくか。でもどんなに頭が良くても所詮ブルーカラーはブルーカラーだぜ。おっと、ホワイト・トラッシュにゃてきとうにデカい品物でもやっときゃ満足だろう。サンタは慈悲深いんだ。そうだろう?
…と、いうことで当然「鈴」は渡されるべき者の所へ。
こんな映画だと思って浦嶋は観ていたんですが…何か間違ってますか??

ということで俺流『ポーラー…』の観方でした。

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サンタさんがプレゼントを持ってきました。

e5ef331e.jpgとは云っても、やって来たのは「宅配便」という名のサンタさんでしたが。(>u<)
と、いうわけで注文をしてしまいました、『宇宙大作戦ギャラクシー・ボックス』!!
名前にふさわしくムダな化粧箱にはいってます!
かさばります!
またまたわが事務所の空間占有率が高まります!!…

手前の物体はビクターでのオリジナル購入特典、シリーズ中に登場する宇宙生物。とは云え、どう見てもただの毛玉にしか見えません…

そのかわりにこれから毎月7千円の支払い。さすがに一括払いはできませんでした…
がんばって仕事しなきゃねぇ。

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2004年12月12日

フシギな痕跡。

937782d4.jpg道を歩いてたらこんな出来事が。

道路上の白線に浮かぶ落葉の跡。
ちょっと面白いので記録。

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2004年12月11日

『雲のむこう、約束の場所』などなど。

新海誠の新作『雲のむこう、約束の場所』をライズXにて鑑賞。
ホントは日曜最終8時の回が1000円なのでそれで行きたかったのだが、12/5に行ってみたところ6時半ですでに受付完了、という事態だったので、こりゃー日曜はダメだわと前売りを購入し(新宿のチケット屋ならまだ1470円で売っている)平日鑑賞に切り替え。ようやっと鑑賞できました。
もともと劇場のキャパシティが少ないので毎回満員の様子でしたが。

さてさて、素直に思ったこと…勿論、新海氏の才能が驚くほどのポテンシャルを秘めていることには全く異論の余地は無い。が、世に衝撃をもって迎えられた前作『ほしのこえ』と比べると、随分とインパクトは小さいかな、と思うなぁ。
それは無論ワン・アイデア勝負の短編とストーリーを見せなければならない長編との差もあろうが、今作は彼が『ほしのこえ』でオタク達を'うるるん'とさせた彼独自の『良さ』が、長尺になったことで逆にマイナス要因になってしまっているのではないかなァ、と感じてしまいました。
技術的なところで云えば、少々モノローグに頼り過ぎかな、と。やはりシナリオで考えたとき必要なことを語らせるのはダイアローグだと思うんだよね。それがモノローグ中心で1時間以上見させられるのは少し辛いかなぁ。
あとは、まぁ若いせいもあるけれど多少ひとりよがり気味かも。…でも、そんなこんなの苦言を置いといても、常に次回作を期待させるクリエイターであることは間違いはないっス。
様々な場所で語られているだろうが、新海誠が80〜90年代の日本のアニメを踏襲した、正当な後継者であることは事実。それを肯定も拒絶もされるだろうけど、わたし的には支持しますよ。

この日は他に新文芸坐で"逆・最後の一葉"二本立て(笑)『みなさん、さようなら』『グッバイ、レーニン!』とテアトル新宿にてかっちょいいオヤジがいっぱい出てくるドキュメンタリー『THE GOLDEN CUPS/ONE MORE TIME』を鑑賞。

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2004年12月09日

カレーを作ったり。

7f96d4fc.jpgしばらく作っていなかったカレーを料理。
今年の夏はあまりに暑く、カレーといえども作り置きしてたら傷んでしまいそうだったので控えていたのだが、ようやく涼しく(て云うか寒く)なってきたので久々に。
今回のテーマは牛スジと男爵ときのこ。

ウチではけっこう大きな鍋で仕込みに2日かけて作るんで、食べ切るのに4,5日かかる。でも全然飽きません。

カレーは3,4日目くらいからが本当に美味しいのだ。


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2004年12月04日

12月1日は映画の日

だったので、『コラテラル』『オールドボーイ』『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』を鑑賞。
あるいは『血と骨』『ソウ』というスプラッター二連チャン(^^;)という手もあったのだが、とりあえずこのラインアップで観てきました。
とりあえず感想なぞを。

『コラテラル』…『ALI』の時も思ったのだが、どうもやはり私はマイケル・マン演出は肌に合わない、というか私的には「この監督、ヘタじゃん」という印象しか持てないですなぁ。世間的には「名匠」の誉れ高いらしいのだが。
何より絵作りが上手くない。よって必要な筈のシーンも無駄としか見えなくなってしまう。音楽の入れ方が下手。そして何よりこれがこの監督の特徴でもあるのだが、絵心が無いために例えば二人の人物が会話する、というシチュエィションで、台詞を言っている人物を替わる替わるカットバックで撮る、というツマンナイ構成をしてしまう。…確か『ヒート』だったか、同様のカットバック演出をアル・パチーノとロバート・デ・ニーロに犯してしまい、せっかくの二大俳優競演をまったく台無しにしてしまった過去がこの監督にはあって、その時はこのせいで両俳優がホントに競演したの? 疑惑まで取り沙汰されていたのだけど…
トム・クルーズの登場シーンにしても、もう少しケレン味があってもいいと俺は思うよ。でないとあれが『悪いヤツ』っていう印象が薄すぎるじゃん。
勿論ドラマの骨子そのものは良質であることに異論は無いのだが…
とにかく、優等生的な監督は撮り方が生真面目すぎて面白味に欠けるってぇいい例ですな。リチャード・アッテンボローとかも同列だけど。

『オールドボーイ』…とにかくカッコいい! うん、これはやっぱ当たりな作品でした。
ただ難をいえば、謎を解いていくにつれ「正体見たり枯尾花」みたいになってしまったのはチト残念…確かにこういった謎解きパターンって期待度が大きくなっちゃう分だけ難しいとは思うんだけどね。どうも最後の最後で制作側が自己制動をかけてしまった様に私には思えたのだが…これは儒教思想が強い韓国の体質のせい? と少々訝ってしまった。全く同じ脚本でも多分もっとヒドい事を平然とやれる監督(例えば三池崇史とか)なら、もっともっとスゲーもんになったのかもね。(でもそうなったらあの重厚さは無いかも…もっとアッパーな作品になったゃうだろーな)

『スカイキャプテン』…一言、つまんなかった…
うーん、もうちょっと期待したんだけどなー。よく観りゃ制作にラウレンティスの名…そう、あの大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティス一族の端くれではないか!?
そこで「なーるほど、道理でまったく人間が描けていないハズだ」と妙に納得。(これが判るヒトはもう40代以上の筈だ)
ある意味もうそれが徹底していたことに潔さすら感じてしまいました。
まあ、あの映像を楽しむだけならOKなのかもしんないけど、少々物足りないかも。
なんか東映まんがまつりの中の一本を観たようなカンジでした。


といことで既に200本を突破。このあと今年は何本観れるやら…

そろそろ「俺の本年度ベスト10」でもやっとこうかな。


urashima_area41 at 13:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)観た映画