2007年01月05日

No.6 ロケットスタート

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。(何に?っていうような気もするけど)

 今日は日本の金利について考えてみたいと思います。金利による裁定観念は経済において最も強い要素なのです。水が低きに流れるが如く・・・この力に逆らうことは出来ません。知識がなくても勘のいい人ならピンとくる方もいるでしょう。つまり、金利によりマネーがどこからどこへ流れるのか、というお話です。

 なんだか難しそうな話だな?と思うかもしれませんが、日常生活にも密接に関わっています。たとえば日本の、現在のような異常な低水準の金利の場合、住宅ローンを組む場合は長期固定で組んだほうがいいし、国債を購入する場合は短期変動型国債のほうがいいでしょうね。
 話題の「円のキャリートレード」は、日本の安い金利(1.7%)で資金調達して、米国債(約5%)など利率が高い金融商品で運用する取引で、金利裁定の考え方で始められたものです。
 預貯金であれば、木村銀行の金利2%で、唄麻呂銀行の金利が1%なら、みな木村銀行に預金しますよね。ここで、唄麻呂銀行からお金を借りて木村銀行に預金をする方法があります。そうすると、唄麻呂銀行の貸出金利が仮に1・5%だったとすると、木村銀行の預金金利をもらい唄麻呂銀行に金利を払うとその差額分の鞘が生じます。これが金利裁定と裁定取引です。

 私も外国為替証拠金取引の口座は持っていますが、取引をしたことはまだありません。ドル買いにより中長期的なスワップ収入(ドル建てして放って置けば毎日金利収入が入ってきます。)を得るという目的はあります。しかしリスクもあります。為替レートです。1ドル=119円のまま、将来的に推移する保証はありません。当然、円安になったら、金利裁定プラス為替差益も得られる事になり、多大な利益を生むことになりますが…逆に動いた場合には損失を被るわけです。そこで色々な方法でリスクヘッジをかけて金利裁定をするわけですが・・・円の金利はまだまだ低いままでしょうが、現在の為替レートは中途半端で仕込めないと思うからです。

 株式にも同じ考え方があり、PER(一株あたり純利益)の逆数が益利回りになります。現在の日経平均225INDEXを基準にして考えると・・・約20倍であれば、5%の利回りになります。株価を一株利益で割った数値がPERで、利益が同じ水準で株主に還元すると、20倍とは20年経過したら投資した金額が戻るということです。預貯金も同じで、5%の金利と言うことは20年経つと金利分が預金した分そのままで返ってくるということです。
 つまり金利を元に益利回りを引くと、利ざやが得られるかどうかと言うことであり、低金利で資金調達し株式で運用するという考え方です。これをイールド・スプレッドといいます。市場金利が1.7%で株式の益利回りが5%で・・・3.3%にもなるのです。勿論株式価格変動リスクや、倒産、流動性リスクなど考えられます。しかし、更に利益成長が続く可能性もあります。アメリカは国債の利率が高くなっても株を高く買われ史上最高値を更新しています。さすがに市場主義の国で、現在の日本では考えられません。素晴らしいです。日本もGDPの成長率がもう少し高くなれば長期的に株高になるかもしれませんね。(バブル期に金利を引き上げ続けたことでその後の傷口が深くなったように、政策次第でその逆も有り得ますが・・・)


持ち越し

  買い 8739−スパークス・グループ

  売り 1605−国際石油開発帝石ホールディングス


 日経平均  17353・67(+127・87)
 TOPIX   1698・85(+17・88)
 日経JASDAQ平均  2140・85(+15・58)
 東証マザーズ指数   1110・01(−0・77)


米株高等を受け日本市場も全世界株高に追随し高値を・・(略w
他に6502−東芝も買いましたが、直後に急騰したので即利食いしました。

*基本的に信用枠のみを使ったスイングトレードです。投資は自己責任、当ブログの影響において被ったいかなる損失も責任は負いません。


  



urataidou at 02:09│Comments(0)TrackBack(0)【主将】個人投資 | コラム

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